米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】モンスター母は闘志むき出し。イースターエッグ探しで流血バトル。(ワシントン州)

イースターといえば、街や店の装飾がパステルカラーに美しく彩られ、家の中や庭に隠されたイースターエッグと呼ばれるきれいな卵を子供たちがにぎやかに探して回り、食卓にはごちそうが並ぶ。これが定番であろう。ところがこのほど、楽しいはずのそのエッグ探しのイベントで流血の惨事が起きてしまった。

この時期、子供たちにとって「イースターエッグ探し」はとても楽しいイベントだが、闘志をむき出しにする母親たちがそれを台無しにするという事件が3月31日にワシントン州シアトルで起きた。

イエス・キリストが、十字架にはりつけにされて死んだ3日後に再び蘇ったその復活を祝うイースター。イースターエッグとは、ゆで卵を多数用意し、美しく染めたり、絵を描いたり、シールを貼ったりしたものだ。これを大人が家の随所に隠し、子供たちはキャーキャー言いながら探し当て、自分のバスケットに集めていくという楽しいゲームである。

事件は3月31日午後、一般家庭ではなく「Woodland Park Zoo」というシアトルの動物園で起こった。ひとりの子供が隠されている卵を見つけて取ろうとした瞬間に、別の子の母親がその子を突き飛ばすように「ダメ、それはうちの子がとるんだから!」と割り込んだことから始まった。突き飛ばされた子の母親がそれを黙って見ているわけもなく、その母親につかみかかり、あっという間に取っ組み合いがスタート。周囲の人々が3度、4度にわたって「もう止めなさい」と割って入るしかなかったそうだ。

通報によりシアトル警察署の警察官が駆け付けるも、すでに片方の母親は姿をくらましており、残った方の母親は「げんこつでパンチされた」と言って鼻血がダラダラ。ただし「こんな話が大々的に広まるのはイヤだわ」と言って、被害届を出すことを拒否して名も告げず帰宅したというから、彼女が最初によその子を突き飛ばした母親であった可能性もある。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)