イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】“あちら”ネタも舌好調! 御年91歳、英・エディンバラ公が愛されるワケ。

素直なもの言いが災いしてか、これまでも数々の失言を放ってきたイギリスのエリザベス女王2世の夫、エディンバラ公爵フィリップ王配。御年91歳ながらいまだお元気とみえ、殿下はこのほど見学に訪れたチョコレート工場で女性たちと大変俗的な会話を楽しまれたようだ。

エリザベス女王2世とその夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配は5日、ロンドン西部のスラウにある人気チョコバー・メーカー「Mars」社のチョコレート工場を、同社の会長フィオナ・ドーソンさんに導かれながら見学した。白い作業服を着た従業員らによる製造工程を真剣に見つめ、時には質問を投げかける女王。英紙『デイリー・ミラー』電子版によれば、殿下がもはや特技ともいえる俗的なオシャベリを披露したのは、アーモンドクランチやライスパフをキャラメルでコーティングしたものを切断し、一片ずつの細長いバーに分ける作業を見学している時であった。

勤続69年という大ベテランのオードリー・クックさんが、誇らしげに「Marsは老舗ですからね。1940年代や50年代には、“ストリッピング”と呼ばれるこの切り分け作業はすべて手仕事でした」と話す。そういう言葉に反応しない殿下ではない。「あ、そうなんですか。私はもっと違うものを想像しました」と言ってニヤニヤ。殿下のこうした思考回路に長年悩まされているエリザベス女王が、ため息をついたことは言うまでもない。

これで終わりではなかった。クックさんが重ねて「当時は全て手でやったんです」と説明すると、殿下は「そう、どんなストリップも手でやるからいいんですよ」と返す。クックさんは「あらお詳しいこと。でもご説明はもう十分ですよ」と遮ろうとすると、殿下は「せっかくの美味しいものなら、とっておくより味見してみたいでしょう? ドーソンさん、こちらの展示室にそういうモノを飾ってはいかがですか?」と会長にまで問いかけている。

殿下はそういうネタにすぐに食いつく。これを知っているだけに、女王をはじめ女性陣は苦笑交じりに「まあまあ」と言うのが精一杯である。大国の王配という立場を忘れ、つい“要らない一言”を放ってしまう無邪気な殿下であるが、それによって場の極端な緊張感がほぐれるのも事実。スマートなルックスも幸いしてか殿下が嫌悪の対象となることはまずない。むしろそれが91歳の健脳の秘訣とあれば見習いたいものである。殿下は過去にもこのような発言で人々の目を真ん丸にさせている。抜粋でご紹介すると…。

・1956年 ナイジェリア大統領のローブ様着衣に、「さぁベッドに入るぞって感じですね」
・1965年 エチオピア最古の芸術品に、「娘の図工の作品みたいです」
・1984年 ケニアを訪問した際、女性に「あなたは女性ですか?」
・1992年 オーストラリアを訪問してコアラの抱っこを勧められると「イヤだよ。ヘンな病気にかかりそうだ」
・1998年 パプアニューギニアから帰った学生に「食べられずに済んで何よりだね」
・2001年 「宇宙飛行士が夢」と語る肥満ぎみの少年に「少し痩せてからだね」
・2000年 ローマで最高級ワインを前に、「ビールを持ってきてくれ」

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)