カナダ出身の人気歌手カーリー・レイ・ジェプセン(27)が、今年の夏に予定されていた「The Boy Scouts of America (BSA)」のコンサート出演を急きょ取りやめにしていたことが明らかになった。
「コール・ミー・メイビー」の大ヒットで、日本でも人気がブレイクした歌手カーリー・レイ・ジェプセン。そんな彼女がこの夏に予定していた「The Boy Scouts of America (BSA)」のコンサート出演を取りやめることを発表し、その理由に大きな注目が集まっている。
このコンサートは、今年7月にウェストバージニア州マウント・ホープにて開催予定だったもの。同団体の「National Scout Jamboree」には多くの若者が参加予定というが、この団体が同性愛者の参加を禁じていることにカーリー・レイは我慢ならなかったという。彼女はその胸中を、以下のようにツイートしている。
「全ての人々が平等であるべきと信じているアーティストとして、この夏行われるボーイスカウトのジャンボリーには参加することができません。」
「これまでと同じように、私はこれからも世界レベルでLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)のコミュニティをサポートし続けていきます。」
ちなみに同ジャンボリーに参加予定だった人気バンド「トレイン」も急きょ出演をキャンセルしており、「この話を受けたときには同性愛者の参加を禁じるというポリシーがあるとは知りませんでした」、「アメリカ人がみな平等であること。それに疑問を投げかけるようなポリシーには厳重に抗議したいと思います」との声明を発表している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)