イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】飛行機事故のトラウマが癒えず。トラヴィス・バーカー、豪コンサートには「怖くて行けない!」

「ブリンク182」のドラマー、トラヴィス・バーカー(37)が飛行機事故にあったのは2008年9月のこと。トラヴィスほか故DJ AM(享年36)らが搭乗していた小型飛行機が、サウスカロライナ州の空港で離陸に失敗。飛行機はフェンスを乗り越えハイウェイを横切り大炎上、操縦士らが死亡しトラヴィスとDJ AMのみが重傷を負いながらも生還した。あの事故から数年経過するも今なお飛行機に対する恐怖心を克服できずにいるトラヴィスは、このたびファン待望の豪ツアーには参加しないとの決断を下している。

「克服してみせたいと思っているんだ。子どもたちも飛行機に乗ることを死ぬほど怖がっているからね。俺が克服する姿を見せてやりたいんだ。」
「とにかく(機内で)眠ってオーストラリアに向かうつもり。カンタス航空を使おうと思っているよ。これまでに墜落事故や死亡事故もないからね。幸運を祈っていてよ。」

飛行機事故に遭い大変なトラウマを抱えつつ、昨年はこのように述べ克服したいと明かしていたトラヴィス・バーカーだが、今も恐怖心が強いようだ。このたびトラヴィスはバンド「ブリンク182」のオーストラリアツアーへの参加を拒否し、Facebookに以下のようにその思いを綴っている。

「前回飛行機に乗った時に起きた出来事から、まだ俺は立ち直れずにいる。あのとき乗っていた飛行機は墜落して4人が死んでしまったんだから。そのうち2人は俺の親友だったんだ。」
「バンドの仲間には、俺抜きでもツアーをしたいというなら違うドラマーを連れて行っていいと伝えたよ。またいつの日かオーストラリアには行きたいと思っている。必要なら船に乗ってでもね。でも今回はスケジュールにピッタリの船が無かったんだ。もう一度言うよ。ファンのみんな、ごめん。」

事故から数年経過するも恐怖心を克服できずにいるトラヴィスだが、実は10代のころから「俺は絶対に飛行機事故で命を落とす」という確信のようなものがあったと告白している。大怪我を負いながらも生還したトラヴィスだが、心に負った傷はあまりにも深くなかなか癒えそうにない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)