昨年の秋、「アシュトン・カッチャー邸で銃撃戦が起こっている」との通報を受け、警官隊がアシュトン邸に急行。まさかの事態も予測されたが現場は平和そのものだったといい、「イタズラ通報だった」と警察も結論付けていた。だがその犯人はなんと子供であったことが判明し、全米メディアに大きく報道されている。

「セレブ宅で事件が起きている！」という内容のイタズラ通報があとを絶たない中、昨年10月に「LAにあるアシュトン・カッチャー邸で銃撃戦が起きている。何人かが狙撃された」との通報を受け、警察もいちはやく反応。すぐさま現場に向かうも現場で事件など一切起こっておらず、これもまた「イタズラ通報」として処理されていた。

「銃と爆発物を持った者たちが邸宅内にいる」との“具体的な内容”を語ったとされる悪質なイタズラであったが、この電話をかけた犯人はなんと12歳の少年だった。少年の氏名などは明かされていないが、この通報の他にも同月に同じようなイタズラ通報をしたと当局はみているらしい。また少年は「爆弾がしかけられている」という悪質な嘘をついたこと、さらにはコンピュータに侵入する行為をしたことを理由にすでに起訴されている。

若年者犯罪の悪質化が問題視される中で起こったこのたびの騒動。少年が幼いこともあり警察も慎重に捜査を進めているようだが、この少年に対する起訴が悪質なイタズラや犯罪行為の抑止になることを市民は切に願っている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）