イタすぎるセレブ達

writer : peeling

【イタすぎるセレブ達】マイリーにジャスティン・ビーバー、リアーナ。SNSが大好きすぎてイタいセレブ達。

瞬く間のスピードで普及されたネットにより、セレブの動向が即座に分かるようになった昨今。特にTwitterなどのSNSを活用するセレブに至っては、もっと身近にリアルタイムその行動や思いを知ることができるのだからファンにとっては嬉しい限り。しかしすぐに友達と連絡を取り合ったり、簡単にファンと出来事を共有できる便利なSNSであるがゆえ、ハマリ過ぎてちょっとイタくなってしまったセレブも多い。

SNSを使うセレブ、としてまずパッと思い浮かぶのがマイリー・サイラス(20)であろう。とにかく自分の率直な思いや彼との出来事、家族のことなど何でもTwitterにアップしてしまうマイリー。そのことが原因で一時期は婚約者のリアム・へムズワースが彼女のアカウントを削除するように懇願したこともあった。しかしそんな彼の願いもむなしく、マイリーはTwitterをやめる事ができず、今もなお順調に更新。彼女にとってTwitterは他人も見ることのできる日記感覚なのであろう。日常の「あー、疲れた」「あの映画超おもしろい」といった他愛もない呟きから、2012年の衝撃ヘアであった“刈り上げヘア”や、悲痛すぎる愛犬の死など、喜び悲しみすべてを公開している。これから挙式や結婚生活をはじめるリアムにとって、夫婦での出来事をたびたび世間に公開されてしまうのは恐怖に近いであろう。

そんなマイリーとは少々異なり、Twitterでアップする度に交際相手の気を引くための投稿かと報道されているのがジャスティン・ビーバー(18)とリアーナ(24)である。ジャスティンは上半身裸の姿、リアーナは水着姿からヌードに限りなく近い姿をたびたびTwitterにアップし常に話題となっているが、最近それぞれの恋人と付き合ったり別れたりとゴタゴタを繰り返しているだけに、その行動が恋人を焼きもきさせるためかと言われてしまうのである。また、単純な言葉のつぶやきにも、その恋人と関連づけて報道されてしまうこともある。ただただファンのために…と公開したものがいつも歪曲されてしまうのは、何とも悲しいものである。

ここ日本でもタレントや著名人がTwitterでつぶやいたことが、ニュースとして取り上げられることも多くなってきた。著名人だけではない。SNSは一般の人々の生活にも広く浸透しはじめている。そこで今回は“SNSとの付き合い方”について、おなじみ“美の専門家”「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にお話をうかがってみた。

- 先生、昨年は日本でもSNSが話題にのぼることが多かったですね。私の友だちにもFacebookを始めた人が何人もいました。

池田先生「私も2011年6月からFacebookに参加しています。旬の話題や皆さんに役立ちそうな情報を綴っていますが、とても便利ですね。ただ、SNSの利用者が増加するにつれて、良い話ばかりでなく、トラブルの話も聞くようになってきました。」

- たとえば、どのようなことでしょうか。

池田先生「実は先日、ある人から相談を受けました。学生時代からの友人がSNSにハマりすぎているようだ。ただ、心の底から楽しんでいるようなので、それを否定するのは彼女の楽しみを否定するようで強く言えない。彼女に忠告した方がいいだろうか、それとも私はおせっかいなのだろうか…というものです。」

- なるほど。確かにネット依存症などという言葉も聞くようになりましたね。では、SNSとはどのように付き合えばいいでしょうか。

池田先生「そうですね。ネット上のこととは言え、やはり最低限のマナーは守る必要はありますね。たとえば他人の悪口を書いてしまい、相手を傷つけたり、トラブルに発生したりすることもあるそうです。そのような種を自分で作らないようにしましょう。また、日常生活に支障が出るような使い方は避けましょう。いつ何時もSNSをチェックしたり、書き込んだりしているようでは、普段の生活がスムーズに送れませんね。たとえばデート中に相手がいつもスマートフォンとにらめっこしているようでは、恋人はうんざりしてしまいます。SNSは上手に付き合えばとても便利なツールです。大人の女性としてスマートに付き合いたいですね。」

Twitter などのSNSはファンにとってはセレブの素顔を見ることのできる嬉しい手段であるが、それが行き過ぎてしまうと、マイリーのように恋人との関係がぎくしゃくしたり、ジャスティンやリアーナのように周囲に勘違いされてしまうこともあり、時にはやっかいなものと化してしまうことがある。自分の発表の場とはいえ、他の人に不快感を与えたり、誤解をさせないためにも、SNSは慎重に扱いたいものである。

※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://www.ikeda-yuko.com/listing_lpo/techinsight.html?lpomax=010>)
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)