2011年にNBA選手クリス・ハンフリーズ(27)と結婚したキム・カーダシアン(32)。その後あっという間に結婚生活が破たんしキムは離婚を申請したが、「結婚そのものが詐欺だった」と主張するクリスは離婚に応じず「結婚を無効にしてほしい」と主張。結婚生活を一家のリアリティ番組で放映していたキムは「詐欺でした」と認めるわけにもいかず現在もクリスの“妻”のままだが、恋人カニエ・ウェスト(35)の子供を妊娠した今となっては離婚に応じないクリスに腹が立って仕方がないようだ。
念願叶ってカニエ・ウェストの子供を妊娠したものの、なかなか離婚が成立せず「このままではクリス・ハンフリーズの妻という立場のまま出産日を迎えるのでは?」とも囁かれているキム・カーダシアン。そんな彼女をよく知る人物が芸能サイト『TMZ』に語った内容によると、キムは現時点ではカニエと結婚することが必要だとは感じていないとのこと。だが、出産日までにはクリスとの婚姻関係を解消したいと切に願っているそうだ。
キムが離婚を申請したのは2011年秋。それからまったく話が進んでいないが、あくまでも結婚が詐欺であったと世間に知らしめたいクリスが「離婚裁判をTVで放映することを望んでいる」といった報道が流れている。だが、実際に「キムがリアリティ番組のためだけに結婚した」、「キムがクリスと結婚したのは詐欺行為だった」と示すことのできる証拠は皆無だそう。クリスの関係者たちも今では「早くケリをつけたほうがいい」とアドバイスしているそうだが、あくまでも「結婚は無効」、「詐欺行為だった」と主張するクリスも意地になっているようだ。「無効」にこだわる背景には宗教的な信念がおおいに絡んでいると報じたメディアもあるが、それについての真相は不明である。
一方、弁護士費用が莫大な額に膨れ上がっているキムは、「クリスの主張ゆえにこのような結果になったのだから、弁護士費用もクリスがすべて負担すべき」とかなり憤っているという。
このまま両者の間で妥協できないのであれば、来月にも判事によって裁判の日程が決定されるとのこと。ちなみに婚姻関係が解消できぬままキムが出産すると、赤ちゃんの法的な父親は自動的にクリスになってしまうらしい。もちろん「そうではないと証明できるまで」との条件はつくが、カニエもキムもこれにははらわたが煮えくり返る思いのはずだ。クリスをあっさり捨ててしまった代償とはいえ、今さらながらにクリスとの電撃婚をキムは悔いていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)