イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】俳優コリン・ファレル、息子ジェームズ君の障害を公表した経緯を告白。

人気アイルランド人俳優コリン・ファレル(36)は、現在2児のパパ。うち長男のジェームズ君は障害を抱えており、コリンは2007年になってその事実を公表した。その後多くの家族との関わりを通じて困難を克服してきたというコリンが、息子の障害の公表するに至った経緯を人気誌に明かし話題を呼んでいる。

人気俳優コリン・ファレルは、現在2児のパパである。2003年に米モデル、キム・ボーデネイヴとの間に長男ジェームズ君が誕生。その後2009年にはポーランド人女優アリツィア・バフレダ・ツルシとの間に次男ヘンリー君が誕生しているが、ジェームズ君にはアンジェルマン症候群という障害があることが判明。コリンがその公表に踏み切ったのは2007年のことだったが、その決断を後押ししたのは「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」であったとコリンは米誌『InStyle』12月号で告白している。

「息子をどんなに誇りに思っているかを堂々と語りたい。僕がそう決めたのは、あのスペシャルオリンピックスのときさ。もちろんジェームズの母親にも相談した後のことだよ。息子は僕の人生を豊かなものにしてくれた。だけど多くの家族が経験する不安感や狼狽する気持ち、フラストレーションや苦しみを最小限に述べることはしたくないね。」

また障害を持つ子供の親にとって大事なことは「孤立しないことだ」とコリンは力説する。現在コリンはアンジェルマン症候群の研究資金を募るべく活動している「FAST(Foundation For Angelman Syndrome Therapeutics)」と呼ばれる団体と関わるなどし、同じ境遇の親たちと様々な経験を分かち合っているという。

「ほんのちょっとしたことを達成できても、僕たちはその喜びを分かち合うんだ。6歳や7歳で初めて単語が言えた、19歳にしてひとりで食事ができた、発作がコントロールできるようになったなんてことをね。」

運動能力の発達が遅く、言語障害や精神遅滞、痙攣発作などといった数々な症状を引き起こすアンジェルマン症候群。4歳にしてようやく歩いたというジェームズ君を育てるコリンは、同じ境遇にある家族と関わり合いながら日々前向きに育児に取り組んでいるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)