人気グループ「ブラック・アイド・ピーズ」の歌手ファーギー(37)が、オプラ・ウィンフリー(58)のインタビュー番組に登場。かつての凄まじいドラッグ中毒ぶりを自ら告白し、メディアを沸かせている。
過去に「クリスタルメス」と呼ばれるドラッグにはまっていたことを明らかにしている歌手ファーギー。そんな彼女がオプラ・ウィンフリーの『Oprah’s Next Chapter』に登場し、かつての凄まじい依存症ぶりを以下のように告白した。
「(薬物に狂って)ついには被害妄想がひどくなってしまったの。だからある日教会に行ってこう思ったの。“FBIとSWATが教会の外にいる!”ってね。だから私は神様と会話をしたわけ。私はこう言ったわ。“外に出てもしFBIとSWATがいなかったら、それはドラッグによる妄想だったってこと。もう止めなくちゃ”って。」
「教会の外に出てみると、SWATもFBIもいなかった。いたのは私と神様だけ。だから約束を守ったのよ。キッパリ止めたわ。」
ちなみにファーギーがドラッグにはまったのはまだ若かりし頃。「ワイルド・オーキッド」時代にソロに転向したいと言い出せず、悩んだ挙句にエクスタシー、さらにはクリスタルメスを使用するようになったという。
「どんなドラッグでもそうだけど、最初は最高だったわ。でもそれから少しずつ人生がダメになっていくのよ。」
「一時期は体重が90ポンド(約41キロ)になってしまっていたわ。」
だがこのような状態からファーギーは見事に復活。セラピーを存分に受け、どうしてドラッグを使用するようになってしまったのかを考える日々を過ごしたという。教会での出来事、そしてドラッグを断とうという決意により見事にどん底から這い上がってみせたファーギー。その意志の強さ、そして全てを告白した勇気に多くのファンが心を動かされている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)