ケイティ・ペリーは今、ショックのあまり声も出なくなっているそう。1年半も交際していた28歳の元ボーイフレンドが、強盗に入った先で81歳の女性を殴り殺し、その後に飛び降り自殺をした。
死亡したのは、2006年に人気歌姫ケイティ・ペリーと1年半ほど交際していた俳優のジョニー・ルイス。『The O.C.』、『BONES(ボーンズ)』、『Sons of Anarchy(サンズ・オブ・アナーキー)』といったドラマや、最近の映画ではクリステン・スチュワートやダコタ・ファニングと共演の『The Runaways(ランナウェイズ)』にも出演していた。
ペリーと交際していた時期から、「粗暴で警察の厄介になってばかり」という印象があったというジョニー。泣く泣く別れて自分のキャリアアップに専念したというペリーだが、“The One That Got Away”や“Circle the Drain”など、彼の刹那的で破滅的な人格や姿を投影させて作った曲も多いそうだ。
そのジョニーが26日、LA・ロスフェリスのあるビルの前で遺体で発見された。警察が調べたところ、その建物の上階に物色された跡があり、81歳の女主人が殴られて死亡し、彼女の飼い猫も足を切断され殺されていたという。ジョニーはその後、ビル屋上から飛び降り自殺を図ったものと見られている。
ジョニーは今年1月にも凶器を手に強盗を働いて逮捕され、アルコールやドラッグの依存症と精神疾患を指摘され、リハビリ治療を命じられた。だが退所まもなくヨーグルトショップで意味もなく男性を殴り、その後は女性宅に侵入も。今回も、数日前に刑務所を出たばかりでの犯行および自殺であった。
元ガールフレンドであったペリー、その胸中はさぞや複雑であろう。だがジョニーをよく知る業界の人々は、「こんなニュースにも私は驚かない。それほどジョニーは異常だった。彼のせいで罪もない人々が犠牲になったことにお悔やみを述べたい」などと異口同音にツイートしている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)