このたび英紙『ガーディアン』のインタビュー取材を受けたキム・カーダシアン（31）。だが取材中にキムが放ったある発言を受け、「これは絶対に許せない！」とファンもファンでない人も怒り心頭。Twitterやインターネットサイトに批判コメントが相次ぐという騒動が巻き起こっている。

このたびキム・カーダシアンが受けたのは、英紙『ガーディアン』のインタビュー取材。そこでは当然のごとく“72日間の夫”クリス・ハンフリーズ（27）との離婚騒動についても話題が及んでいるのだが、キムは騒動とその後受けた大バッシングに対し、以下のように心境を語っているのだ。

「今日、ガンと闘う少女に会ったの。ガンを患っていることが彼女にとってどんなに辛いことかを話し合ったわ。でも闘病によって彼女は大きなことを学んだの。誰が自分の本当の友達か、そして人生について多くのことをね。彼女は18歳。私は“ああ、私も今まさにそんな気分だわ”と思ったの。」

この発言に多くのファン、そしてガン患者が激怒。「アンタは健康なくせに。自分の離婚とガンを比較するだなんて最低！」といったコメントがあちこちのTwitterページやサイトに残される事態となっている。

これに対しキムは9月14日に釈明コメントを自身のブログに掲載し、その気持ちを以下のように綴っている。

「私は自分の経験をガン患者の経験と比べたわけではありません。良い時も悪いときも、自分のそばにいてくれる友達が誰なのか。それを思い知ることが人生にはあると言いたかっただけ。」
「ガンと闘った経験のある人、ガン闘病中の家族を持つ人やガンで家族を亡くした人。そういう人たちを嫌な気持ちにさせたくなどありません。」

あまり知られてはいないが、キムにはチャリティに非常に熱心という意外な一面があり、恋人カニエ・ウェスト（35）を伴うなどして小児病院を訪問する活動にも懸命に取り組んでいる。自身の実父もガンで他界しているため、軽々しくガン闘病と自身の離婚騒動を絡めたわけではなさそうだ。だが世間はキムの“失言”をなかなか許してはくれず、カーダシアン家のリアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』をボイコットしようという動きまで起こっている。この騒動が鎮静化するまで、しばし時間を要しそうだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）