いつまでも若々しく老けることを知らない俳優エディ・マーフィ（51）。そんな彼を一躍世界のスーパースターにした大ヒット映画『ビバリーヒルズ・コップ』（1984年）が、どうやらTVドラマに姿を変えて帰ってくることになりそうだ。

俳優エディ・マーフィの大出世作『ビバリーヒルズ・コップ』の公開から早くも28年。当時から老けることなく「カッコよくなった！」とさえ言われるエディが、同映画で演じた「アクセル・フォーリー」として帰ってくることになりそうだ。だが「アクセル」が戻ってくるのは銀幕ではなくTV。とりあえずはパイロット番組の形で制作され、「アクセル・フォーリーの息子」が主人公になる予定で話が進んでいるという。ちなみに米CBSはすでにエディに加え、FXネットワーク放送の『ザ・シールド ～ルール無用の警察バッジ～（原題：The Shield）』でクリエイターを務めたショーン・ライアンに、パイロット番組の制作にあたるべく契約を提示しているといい、今なお多い同映画シリーズのファンは歓喜の声をあげている。

さて気になるエディ本人であるが、パイロット番組が成功し正式にプロジェクト化した場合、シリーズにたびたび登場することになる可能性が高そうだ。この話が本格始動すれば「アクセル」ファンはこぞって番組を観ることになるだろうが、視聴率が低ければ「いきなり制作打ち切り！」などということも少なくないアメリカのTV業界のこと。パイロット番組の大成功が今後の鍵を握ることもあり、エンタメ性抜群のストーリーを用意し、スタートダッシュをかけるはずだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）