『ミリオンダラー・ベイビー』などの大ヒット作品を持つオスカー女優、ヒラリー・スワンクが5年来の恋人と少し前に破局していたことが分かった。
女優ヒラリー・スワンク(38)の代理人はこのほど米誌『People』に、彼女が2007年から交際していたロサンゼルスのタレント・エージェンシー「CAA(Creative Artists Agency)」に勤めるジョン・キャンピシ氏と、今年の5月に破局していたことを認めた。
スワンクは1997年9月に俳優チャド・ロウと結婚したが2006年に破局。2007年11月に離婚が成立すると、その後ほどなくしてバツイチ、息子がひとりというキャンピシ氏と交際を始めていた。破局の原因は明らかにされていない。
1999年には『ボーイズ・ドント・クライ』で、そして2004年の『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞およびゴールデングローブ賞の「主演女優賞」を獲得していたが、最近の活動状況については「やや寂しい」という声も。
実は昨年10月、チェチェン共和国国家元首ラムザン・カディロフ(35)の誕生日などを祝う式典に招待され、ギャラをもらって出席したスワンク。しかしヨーロッパの人権団体は「カディロフは独立派武装勢力に拉致および処刑を行った残虐な人間」と指摘し、セレブらのパーティ出席を強く批判。これを受けてスワンクは謝罪し、大変な額のギャラを慈善活動団体への寄付にあてた。
その際、「カディロフのそうした人間性を知らなかった」と釈明したスワンクであったが、人権団体のひとつ『The Human Rights Foundation』は、カディロフの過去の罪を知らせて出席の是非を検討するよう、事前に彼女に手紙を送ったはずだとしてこれを批判。同じく招待を受けながら俳優ケヴィン・コスナー、女優エヴァ・メンデス、歌手のシャキーラらが出席を辞退していたことも報じられ、スワンクは立場を悪くさせていた。
プライベートではラフなことが続いたようだが、現在は2013年スタートの新TVドラマ『Mary & Martha(原題)』の撮影が進められている様子。彼女の個性的な表情は大きな武器、オスカー女優の名に恥じない活躍を今後もおおいに期待したい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)