ケイティ・ホームズ（33）が夫トム・クルーズ（50）に対する離婚を申請して、まだわずか数日。この期間には実にニコヤカなケイティの姿が頻繁にキャッチされているが、夫妻が共に溺愛し育ててきた愛娘スリちゃん（6）はこの通り浮かない表情である。すでに6歳のスリちゃんにとって、両親の離婚決定と父との別れは相当なショックだったのではないか。今多くの海外メディアはそう報じている。

なるべく普段どおりの生活をさせてあげたい。そのような母としての願いもあるのだろう、離婚申請が報じられて以降もケイティ・ホームズは以前と変わらずスリちゃんとのお出かけを楽しんでいる。木曜日にはマンハッタンにある子ども博物館を訪れたケイティとスリちゃんだが、この日のスリちゃんは終始無表情。時にはケイティの肩に顔を埋め、今にも泣き出しそうな表情を浮かべる姿まで何枚もパパラッチに激写された。

セレブ夫妻の子どもとして生まれてから6年、パパラッチに追われる毎日を過ごしてきたスリちゃんにとって「パパラッチに驚いた！」ということはあるまい。幼いとはいえ両親の破局を知らないわけもなく、今では携帯電話で声を聞くだけとなった父トム・クルーズをそれは恋しく思っていることだろう。この「会いたい！」と父を想う気持ちこそが、“スリちゃんの悲しげな表情の理由ではないか？”と推測するメディアが多い。

一方、会いたいと願う気持ちはトムとて同じ。トムはスリちゃんを訪問する権利を得るため裁判所に申し立てするものと見られているが、その後夫妻の親権、離婚に関する協議が本格的にスタートすることになる。

夫婦関係はこじれてしまったが、そのせいで父と娘の関係までもが断たれてしまっては悲しすぎる。親権を巡って今後起こるであろうバトルが、スリちゃんの心に今以上の傷を残さないことを願うばかりである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）