イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マイケル・ジャクソンの遺児パリスちゃん、“パパと過ごした幼少期”を振り返る。

世界中のファンを死後もなお魅了し続ける故マイケル・ジャクソン(享年50)は、遺児らの心の中で「最愛のダディ」として生き続けている。このたび人気TVホスト、オプラ・ウィンフリーのインタビューに応じた遺児パリス・ジャクソンちゃん(14)が、亡き父マイケルとの思い出を語り話題になっているのだ。

故マイケル・ジャクソンが子供たち3人と楽しそうに過ごす姿は、生前たびたびパパラッチにキャッチされていた。だが、その写真や映像の数々を見たファンの心に残ったのは他でもない、違和感そのものであった。理由はマイケルが子供たち全員に被らせていたマスクにある。当時の様子について、パリスちゃんは以前にもトーク番組で「私は “こんなのバカげている。なんでマスクなんて被るわけ?” と反抗的だった。でも大きくなるに従って分かって来たわ。パパは自分でも言っていた通り、とにかく私たちを懸命に守ろうとしていたのよね。」などと発言。亡き父の切なる願いを理解する優しい発言の数々で、視聴者をおおいに感動させていた。

そのパリスちゃんが今度は『Oprah’s Next Chapter』に出演。オプラ・ウィンフリーのインタビューに堂々と応じ、次のように幼少期を振り返っている。

「(幼い頃の)私は、とても混乱していた。自分がどうしてマスクを被らされているかを理解できなくて。でも、今はどうしてパパが私たちの顔を隠したがったのか理解できる。(パパのおかげで)パパ抜きで外出しても誰にも気づかれることはなかったわ。」

この一見異様にも思えたマイケルの尽力により、子供たちにはマイケルが決して楽しむことのできなかったある“もの”を得たという。それはごく“普通の子供時代”だ。

「私たちは、普通の子供時代を過ごすことができた。遊び場に行ったりレストランに行ったりね。」
「パパはこう言っていた。幼い頃に普通の子供時代が過ごせなかったって。他の子供たちが遊んでいる間も、スタジオで歌っていたの。だからこそ、パパは私たちに普通の幼少期を過ごして欲しいと願っていた。」

死に至るまでの数年間、マイケルの行動の多くは世間の人々に奇異に見えたものだ。だが、その行動の多くにそれなりの理由があったことを、遺された子供たちはしっかりと理解し感謝している。「パパの死はいまだに辛い」とも語るパリスちゃんだが、父から受けた愛を胸にしっかりと大きく成長しているようだ。

このインタビューの全貌は、現地時間の日曜日に放映される予定となっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)