大ヒット映画『タイタニック』(1997年)への出演がキッカケとなり世界のトップ女優の仲間入りを果たしたケイト・ウィンスレット(36)が、新作映画の撮影で訪れた町の人々をひどく憤慨させたという。いったい何が起こったのか?
映画『タイタニック』でケイト・ウィンスレットが演じたのはヒロインのローズ。その完璧な美貌と素晴らしい演技力で世界中の映画ファンを魅了したケイトだが、実は「とても失礼な人!」と憤慨するファンが続出している。
現在のケイトは、新作映画『Labor Day(原題)』の真っ最中。この撮影のためマサチューセッツ州にあるシェルバーンフォールズという町を訪れたケイトだが、「憧れのケイト・ウィンスレットがやって来る!」と沸き立つ町の人々の期待を見事に裏切ってしまったようだ。米誌『Star』の取材に対し、ケイトを歓迎しようと待ち受けていたファンのひとり、シャナ・スワンさんはこう証言する。
「ケイトはものすごく無礼でしたよ。ファンの存在にも気付いていないような素振りでした。何時間もケイトの到着を待っていた町の人々を、汚らわしいものでも見るかのようにジロリと一瞥したのです。」
この町で育ったというシャナさんは、子供の頃からケイトの大ファンだったそうだ。町の人々は“ケイト・ウィンスレットが映画撮影にやってくる!”というニュースに大興奮。歓迎ムードで大盛り上がりだったといい、ケイトが乗る高級車が町に到着するなり「ケイト、大好きよ!」などという歓声が方々から飛び交った。この日の天気はあいにくの雨。寒く湿った天候の中シャナさんは小さな子供たちを連れてケイトに会うため出向いたが、ケイトがファンの歓声と声援に応じることは最後まで無かったという。
「まわりの人々はみな大興奮。“ああ、あれがケイトなの?”ってね。大喜びしたお年寄りも大勢待っていて、撮影スタッフに“ケイトからファンに一言もらえますか?”なんて聞いているのも聞こえました。100人ほどがケイトを待ちわびていたのです。」
だが残念なことに、ケイトはファンの声援に応じようとはしなかったとシャナさんは証言する。
「ケイトは映画で優しい人を演じることが多いでしょ? だから優しい人だと思っていました。イジワルな態度を取られて傷つきました。」
「12歳のとき、『タイタニック』を13回も観たの。なのにケイトは、“大好き!”という気持ちで待っていた私たちには目をくれようともしなかったのです。」
この冷たい態度には町の人々もガッカリ。笑顔を見せることもなくその場を去ったケイトの態度に一様にショックを受けたといい、憤慨する人も多かったという。
「ハーイ!」の一言さえあれば、印象は大きく違ったはずだ。役柄に没頭すべくあえてファンの存在を気にしないようにしていたという見方もできるが、いずれにせよケイト・ファンがアンチ・ケイトに変貌するほど無礼な態度であったことは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)