イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】“パニッシャー”の異名をとる人気プロボクサー、ポール・ウィリアムズがバイク事故。下半身麻痺も懸念。

ボクシング元2階級制覇のプロボクサー、米国のポール・ウィリアムズ選手が27日にバイクの事故を起こした。大変残念なことに脊椎を激しく損傷してしまっている。

“Punisher(罰する人)”の異名をとるポール・ウィリアムズ選手(30)は、27日にジョージア州アトランタの郊外をバイクで走行中、転倒事故を起こして病院に緊急搬送された。懸命の治療に命は取り留めたものの、30日には脊椎の手術が控えており、しかし下半身に麻痺が残る可能性が極めて高いという。

27日の午後に彼の兄の結婚式がジョーシア州マリエッタで予定されており、ウィリアムズ選手もそちらに滞在。26日夜からは兄の独身最後の日を派手に遊んで祝う「バチェラーパーティ」が行われた。同選手はそこから滞在先に戻る途中であった27日午前8時頃、カーブを走行中に不注意なドライバーが運転する車と接触しそうになり、それを避けようとして事故が起きたという。

同選手の代理人は、「当時のスピードは時速120kmとのことで、彼の体はバイクから放り出され、20メートルほど宙を舞って背中から地面に叩きつけられました。脊椎を激しく損傷し、下半身が麻痺した状態です。歩くこともままならないでしょう」と語り、ひどく肩を落としている。

サウスポーの同選手は高身長の上、信じられないことにリーチが208cmもある。“パニッシャー”というだけあって迫力ある連打を対戦相手に浴びせ、「WBO世界ウェルター級」、「WBO世界スーパーウェルター級」のチャンピオンに輝いた。また今年2月には石田順裕選手と対戦しており、ウィリアムズ選手の大差での判定勝ちは記憶に新しいとおっしゃる方も多いと思う。

そろそろリングを去る意志をほのめかしていた同選手だが、こんな形での引退はあまりにも残念でならない。せめて、手術の成功を心から祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)