ハリウッドにも、「あいつはツイッター中毒だ」と言われる人は結構いる。しかし、仕事の真っ最中にもスマートフォンを手放せないというのは考えもの。「ブラック・アイド・ピーズ」のフロントマンで、音楽プロデューサーのwill.i.am(37)が再びこれで大ひんしゅくを買ったようだ。
何しろ、その仕事場というのは英BBCの人気オーディション番組『The Voice』である。出場者も視聴者も、そしてwill.i.amにギャラを支払っている番組側もたまったものではない。「真剣にやれ!」と怒鳴りたくなるではないか。だがツイッター中毒のwill.i.am、生番組の真っ最中だというのにスマートフォンを手放せず、ファンとの交流をやめようとしなかった。
英紙『Sunday Express』の取材に同番組のフロアマネージャーは、「イヤーピースを通じて彼にはスマートフォンの電源を切るよう伝えたのですが、無視されました。仕事よりプライベートなテキストメールやツイートが優先という彼は、プロ意識が低く軽率で無礼極まりない。BBCとしては怒りを禁じ得ません」と語っている。will.i.amは後ほどこの件に関し、“僕自身がその生番組をすごく楽しんでいたものだから、そこに居ない人(家族など)にも会場の熱気をリアルに感じさせてあげたかった”と釈明のツイートをしてみせた。
こちらでもお伝えしていたが、昨年6月のフランスのステージで、will.i.amは左の掌にiPhoneを収めてそれを見ながら歌い、「プロのくせに歌詞を忘れたのか」と物議を醸してしまった。その時ファンはこぞって「彼はツイッターが大好きで、ステージでもiPhoneが欠かせないだけだ」と援護したが、それはそれで「仕事に専念せよ」とひんしゅくを買っていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)