イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】『グレイズ・アナトミー』でお馴染みのパトリック・デンプシーが人命救助。助けられた少年が事故を振り返る。

2005年にスタートした大人気ドラマシリーズ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』にデレク・シェパード医師役で出演している俳優パトリック・デンプシー(46)が、人命救助に大きく貢献した。運良くパトリックに助けられた少年がこのたびTV番組の取材に応じ、事故当時の様子を激白している。

若き日のパトリック・デンプシーは、もろに“草食系”という雰囲気の俳優であった。そこそこ人気があったにもかかわらず次第に低迷。「ついに消えたか?」と思った頃にドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』に出演し、その見事な演技力と大人の魅力で再び大ブレイクを果たしている。

そんなドラマ出演によって身につけた知識も手伝ってか、パトリックは先日自宅付近で発生した交通事故で、人命救助に大きく貢献した。事故現場はマリブ。まだ10代というウェストン・マセット君は運転していた車をコントロールすることができなくなったといい、車が横転してしまったのだ。ウェストン君は去る日曜日に『Good Morning America』の取材に応じ、この時の様子を次のように語っている。

「死ぬかと思い、怖かった。車は真っ逆さまという状態になっていました。」

このときウェストン君は車から出ようにも出られない状態になっていたが、事故発生に気づいたパトリックが車に急行。バールを使用しウェストン君を無事に救い出すことに成功している。この救助が行われた際、脳震盪を起こし目を負傷していながらも「あ、この人セレブだ!」とウェストン君も気づいたのだろう。ウェストン君はパトリックに対し「あなたは有名な方ですか?」と問うたというが、これに対しパトリックは「ああ、俺はドクターさ。」と、なんともカッコ良い返事を返したそうだ。

ちなみにパトリックは親切にもウェストン君の母親に直接電話をかけ、事故が起こったことを知らせている。

「声に威厳がありました。救急隊員の方ですかと尋ねたら、“僕はパトリック・デンプシーです。”と返答されました。」

ウェストン君の母親は興奮気味にそう語る。幸いなことにウェストン君の命に別状はなく、脳震盪と目の負傷以外は特に問題はないという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)