このところ、めっきりお騒がせの少ないパリス・ヒルトン(31)であるが、そのファッション・センスはやはり健在。多くのメディアが今なおバラエティに富むパリスのお洒落に注目している。
このところ、かつての親友キム・カーダシアン(31)にスッカリお株を奪われた感のある元祖「お嬢様セレブ」パリス・ヒルトンだが、日本ではまだまだかなりの人気を誇っている。いかにもアメリカ人が好みそうなダイナマイトボディを誇るキムに比べ、パリスは日本人好みのスッキリ体型をキープしていることもおおいに関係していそうだが、人気の秘密はやはりなんと言ってもそのお洒落センスにあろう。
もちろん、そんなことは百も承知のパリス。イベントがあるごとに「待ってました!」とばかりにさまざまなファッションで登場するのだが、さすがお洒落には敏感とあってか「服装によって胸のサイズまで変える」というスゴ技も自慢である。3月には実母キャシー・ヒルトンが53歳の誕生日を迎えているのだが、パーティ用に選んだフェミニンなドレスには女性的な胸元が似合うと考えたのだろう。その日のパリスは谷間もクッキリ、誰が見ても“美乳”“爆乳”と褒めちぎるであろう見事なバストに整えていた。
多くのセレブがいきなり爆乳になろうものなら、もちろん即座に「豊胸か?」との見出しでいくつものゴシップ記事が出るのだが、パリスの場合にはそのような噂が出ることはほぼ無くなったと言える。ショービズから消えたから? いや、そうではない。どのメディアもすでに、パリスがTPOに応じて矯正下着を利用することをよく知っているということなのだ。今から5~6年前にはすでに「パリスがブラで爆乳に変身!」などとよく報じられていたのだが、最近はそんなパリスを見習ってか、ブラで矯正しようと試みるセレブも多い。最近では歌手のテイラー・スウィフト(22)の突然の爆乳化が話題になったばかり。これも一部報道によるとやはり矯正下着の賜物といい、自然なままではAカップというテイラーがその下着を着用することでまさかのCカップを実現させたのだそうだ。
とは言え、元がほぼ“まったいら状態”のスレンダーなパリスには、当然ながら余分な贅肉などない。一体どこを寄せて上げればこのような矯正が可能になるのかまさに謎であるが、質の良い矯正下着を使用しさえすれば、まさにパリス級の自然な爆乳を演出することが可能になるということだろう。
ちなみにパリス級のファッション上級者になると、胸が小さく自然なままのほうが映えるファッションもあることを心得ているようだ。生地の柔らかいロングスカートにロングヘアを際立たせたい。そんな日にビーチに繰り出すパリスは超小ぶりなビキニトップをそのまま着用。まさにペッチャンコの胸のまま堂々と登場するのだが、「ロングスカート&ロングヘア」のボリュームと妙にバランス良くマッチするせいか、貧乳が惨めに見えることもない。まさにファッションの上級者、パリスならではといったお洒落センスである。
そこで今回も女性の美しいバストはもちろんのこと、“女性の美”について的確なアドバイスが人気の「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にご意見をうかがった。
-今回のパリス・ヒルトンですが、ファッションにあわせてバストの大きさを変えているようなのです。矯正下着はそんなに効果があるものなのですか。
池田先生「そうですね、バストサイドからのお肉を寄せて上げて谷間をメイクするブラジャーを活用するといいですね。最近でも、着用するだけで理想のボディシェイプができる矯正下着が発売され、話題となっていますよ。」
-バストを大きく見せるためにそのようなブラジャーを着けるのは分かりますが、パリスのようにバストの大きさを、そのときどきで変える女性はいますか。
池田先生「はい。私が実際に聞いた話ですが、お仕事中とオフの時と胸の大きさが全然違う女性がいます。オフで意中の男性に会うときは『男性はビジュアルに弱いので、いかに寄せて上げるかを努力している』と言っていました。ですが、オフィスで仕事中は男性社員にバストをじっと見られると困るので、特に工夫はしていないそうです。」
-TPOにあわせてバストの大きさを変える… 今まで思いつきませんでした。
池田先生「パリスさんは、ファッションにあわせてバストの大きさを変えるということですから、かなりのお洒落上級者ですね。実は簡単な方法があって、ブラジャーの左右中心を自分でちょっと縫ってくっつけるだけでも、かなりバストアップされるそうです。手持ちのブラジャーでまずは試してみてはいかがでしょうか。」
ここ日本でも、季節は春から夏へと変わりつつある。当然着用する服の生地も薄手になり肌の露出も多くなる時期だが、貧乳だからといって“見せる”と同時に“魅せる”ファッションに臆病になる必要はあるまい。TPOに合わせてお洒落を楽しむ“パリス流下着活用法”も、是非参考にしてみてはいかがだろうか。
※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://ikeda-yuko.com/bustup/?lpomax=010>)
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)