あの“キム・カーダシアン小麦粉事件”をご存知の方も多いだろう。動物愛護団体PETAの活動家と見られる女が毛皮を愛するキムに小麦粉をブチまけたあの事件は大変な話題になったのだが、今度はキムとの交際が噂される歌手カニエ・ウェスト(34)が新曲でPETAを刺激してしまったから、さあ大変。PETAも早速カニエをバッシングするなどし、両者ともにヒートアップしている。
やっぱりキム・カーダシアン(31)とカニエ・ウェストは怪しい。そう思わざるを得ないことがこのところ続いている。キムも一度は2人の関係を完全否定。その後は「将来はどうなるか分からないわね。」などと言い方を少しずつ変えているが、少なくともカニエに関してはキムにかなり夢中になっているようだ。先日は新曲『Theraflu』のラップ部分で「認めるぜ。俺はキムがヤツ(クリス・ハンフリーズ)に惚れたのと同じ頃、そのキムに惚れちまったんだ。」などと歌っていたことが判明。大変な騒ぎになったのだが、ここにきてさらに次のような歌詞があることも報じられている。
「Tell PETA my mink is draggin’ on the floor. (PETAに言えよ。この俺のミンクが床まで垂れ下がってるってな。)」
PETA活動家がキムに小麦粉をブチまけたことに対する復讐とも言える歌詞なのだが、もちろんPETAも黙ってはいない。この件につきPETAは芸能情報サイト『Gossip Cop』に対し、以下のようなコメントを寄せている。
「床に垂れ下がっているもの。それは動物や人間に共感することのないカニエの評判そのものです。」
「カニエは素晴らしいミュージシャンですが、原始的生活をする人々の服以外をデザインするファッションセンスは無いようですね。」
ファッション業界でも活躍するカニエに痛烈な皮肉で応戦したPETAであるが、これにカニエがどうリアクションするかにも注目が集まっている。
NYでキムとディナーを堪能する姿をキャッチされたばかりのカニエにとって、PETAの批判など痛くもかゆくもあるまい。暴走しがちではあるが男らしいカニエに対し、キムは大人しいクリス・ハンフリーズには無い魅力を感じているのではないだろうか。だがそんな魅力に慣れた頃、「アタシについてらっしゃい!」と言う豪傑キムに従う男を再び求めるような気がする。
「やっぱりアタシ達、復縁しましょう。」
そんなキムの言葉を、今は誰とも交際していないというクリスはじっと待っているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)