親子ほど離れた歳の差などお構いなしということか。53歳の暴れん坊歌姫マドンナが、24歳のバックダンサーの恋人、ブラヒム・ザイバットにとうとうプロポーズされたようだ。
2人の交際スタートは2010年。一緒にいる期間が長くなれば、プロポーズの言葉が出るのも不思議はない。だが相手はかの有名な女性、世界の歌姫マドンナである。世間は彼を、「本当に彼女の夫になりたいのか。身の程を知らない男だ」と苦笑するばかりであろう。
1月中旬のこと、マドンナはABCの『Nightline』に出演した際、2人の関係についてフツーの恋人たちと同じでとてもロマンチックだと語った。女王様であるマドンナ、自宅ではもちろんブラヒムをこき使っている。ベッドに横になって“脚をマッサージしてよ”と彼女が言い、すると彼も負けずに“君こそオレの脚をマッサージしろよ”などと言い返すそうだ。ヘンに気を遣わず、こびず、対等の精神で自分に接してくれる彼の態度がとても嬉しい様子だ。
さらにマドンナは、「結婚生活が恋しいと思うこともある。女性というのは何歳になっても、白馬に乗った王子様が突然目の前に現れ、夢見心地のまま恋に落ちることに憧れているものなの」などと初々しいことを語り、人々をビックリさせた。何しろ彼と出会う前は「再婚? 電車にはねられる確率より低いわ」などと語っていたのだから。
ブラヒムの強みは、カバラ教団にしっかりとした信心を見せていること。プロポーズしたのは数週間前のこと、やはりカバラ・センターの中であったようだ。もっともマドンナは即答できなかった。その時の状況について、彼女に親しい人物は英紙『デイリー・メール』にこう語っている。
「マドンナにとっては、自分を若々しい気分にさせてくれるブラヒムのような恋人が一緒にいてくれることが喜びなんです。孤独への恐怖感も人一倍強い彼女ですし、このまま彼とずっと一緒にいたいのでしょう。でも、それゆえにステップを前に進めていいかというと、それはまた別の問題があるのではないでしょうか。」
しつこいようだが、先ほどとは言葉を変えてやはりブラヒムに尋ねてみたい。「本当にマドンナを自分の奥さんにしたいと思っているの?」
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)