イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】青春モノを演じるのに無理がある俳優、まだイケる俳優。

米国のエンタメ・ニュースのとあるコラムに、“コリー・モンティスはもうオッサン。『glee』の高校生を演じるのはムリがある”なる記事を見つけた。だが一方で彼が29歳であるとは思わなかったという意見も。つまりハリウッドは実年齢より見かけ年齢、意外性も楽しみの一つなのだ。これを少し追ってみたいと思う。

まず、ハッキリ申し上げて「童顔だからティーンを演じることも可能」と感じるハリウッド俳優を、パッと思い浮かんだ順に挙げてみたい。女優ドリュー・バリモアと付いた離れたを繰り返した“イイ人”系のジャスティン・ロング(33)。『バベル』や『モーターサイクル・ダイアリーズ』のちょっとワイルドなイケメン、ガエル・ガルシア・ベルナル(33)。歌手でもあるジャスティン・ティンバーレイク(31)やエミネム(39)も、いまだに青春モノOKという感じだ。

そして実は、すでに大物俳優の仲間入りをしてしまっているために「童顔だ」と失礼なことは言えなくなったものの、記者はレオナルド・ディカプリオ(37)にも似たような気持ちを抱いている。彼の眉間に、3センチはあろうかという一本の立派なタテ皺が入っていることは幸いだが、『シャッター アイランド』や『インセプション』を観ていると、もっと人相が渋くなってから演じても良かったのかな、などと個人的には感じてしまう。

また、並べてみると「見た目年齢が逆」という例もある。たとえばダニエル・クレイグとジム・キャリー。あの渋さでクレイグは最近44歳になったばかりだが、ジム・キャリーはすでに50歳である。そして人気青春ドラマ『ゴシップガール』のキャストでは、“ネイト”役のチェイス・クロフォード(写真・右)が26歳、“ダン”役のペン・バッジリー(左)が25歳だというのに、“チャック”役のエド・ウェストウィック(中央)が意外にも24歳、最年少である。

他に注目したい所ではデンゼル・ワシントンが(もう)57歳、ベニチオ・デル・トロが(まだ)45歳、キアヌ・リーブスが(もう)47歳、ペネロペ・クルスの夫ハビエル・バルデムに至っては、43歳になったばかり。まるでお構いナシという性格のキアヌがボトックスのお世話になっているわけもなく、彼のシャープな若々しさは天然。これにいつまでも騙されていたいものである。

もっともハリウッドでは今、テイラー・ロートナーや、マイリー・サイラスのボーイフレンドであるリアム・ヘムズワースといった1990年代生まれが活躍しており、うかうかしている間に2000年、21世紀生まれの男優たちが台頭するようになる。ブラッド・ピット、ジョニー・デップ、トム・クルーズの50代突入も仕方あるまい。この3人が加齢と闘っているのはもはや有名、やはり40代を過ぎると若々しく見える方がトクということになるであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)