R&Bシンガーのクリス・ブラウン(22)が、マイアミビーチで若い女性からスマートフォンをひったくったとして、警察に訴えられてしまった。
今回の騒動はマイアミで先週末に起きた。芸能情報サイト『TMZ』が報じているところによれば、クリスタル・スパンさんという24歳の女性が、クリスに汚い言葉を浴びせられた上にiPhoneを奪われたとして、マイアミビーチ警察署に被害届を出したという。2009年に起こした元恋人リアーナに対する暴力事件で、いまだ法的には保護観察の身であるクリス。もしも逮捕され、有罪判決でも食らおうものなら、刑務所行きも覚悟しなければならない。
事の成り行きはこうである。クリスタルさんは、ナイトクラブ『Cameo』からラッパーのTygaと共に出て来て、愛車ベントレーに乗り込んだクリスの姿をそのiPhoneで撮影した。するとクリスは怒って彼女に近づき、「このビッチ! 写真をネットに流すんじゃねぇよ」と言って、彼女の手からiPhoneをひったくったそうだ。
同署は『TMZ』の取材に、いまだ事実を調査中であり逮捕状などはとっていないと説明している。クリスも、「ひったくるにはそれ相当の正当な理由があった」と主張するであろう。だが今回の件が、裁判官や保護観察担当官に悪印象を与えることは必至。キレやすく、卑語を連発させ手荒いことをしでかす短気な性格。何よりそれらの改善が求められていることを、彼は忘れてはならなかったはずだ。せっかく音楽活動が元の軌道に戻ってきたというのに、なんと勿体ないことを…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)