超人気アーティストゆえに多忙な毎日を送るジャスティン・ビーバー(17)が、月曜日に闘病中の少女と心温まるひとときを過ごした。
ジャスティン・ビーバーが「ニューヨークに会いにおいでよ!」と招待したのは、マサチューセッツ在住の6歳の少女Avalanna Routhちゃんとその家族であった。まだ幼いAvalannaちゃんはジャスティンの大ファン。彼女は非定型奇形腫様/ラブドイド腫瘍を患っているというが、これは小児脳腫瘍の中でも悪性度が高く発症からわずか1年以内に命を落とす可能性が高いという。生後半年から厳しい闘病生活を送るAvalannaちゃんの「ジャスティンに会いたい!」という夢を叶えようと、家族はTwitterやFacebookにAvalannaちゃんのページを開設。その情報を知ったジャスティンの知人がすぐさまジャスティンに連絡したといい、ジャスティンはTwitterを通じ「どうすればAvalannaちゃんの家族に連絡できる?」などと問い合わせたようだ。
そして去る月曜日。ジャスティンから招待を受けニューヨークに飛んだAvalannaちゃんは、「夫」を演じる心優しいジャスティンと数時間も共に過ごしたのだ。甘く美味しいカップケーキを仲良く食べ、ジャスティンからは愛情のこもったハグとホッペタへのキスというプレゼントもあったようだ。幸せそうに微笑むAvalannaちゃんの写真が公開されているが、Avalannaちゃん以上に嬉しそうなジャスティンの表情も非常に印象的であった。この時ジャスティンはTwitterを通じ以下のように綴っている。
「今、僕は特別な女の子と一緒にいるところ。ビーバー夫人さ。」
またこの特別な日について、ジャスティンは後に次のようにもツイートしている。
「これまで僕がしてきたことの中で、最高なことのひとつだった。彼女は素晴らしかったよ! すごくインスピレーションを受けたね。」
ジャスティンのようなスーパースターの善行は、多くの人の意識を高めると同時に病気に対する理解を深めるきっかけにもなる。そして憧れのジャスティンと夢のようなひとときを過ごすことのできたAvalannaちゃんは、どんなにたくさんの元気と勇気を得られたことだろう。
「また元気になってジャスティンと再会したい!」
そんな強い願いがAvalannaちゃんの闘病生活を支えてくれるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)