1994年の“Forever In Love” でグラミー賞インストゥルメンタル部門の「最優秀作曲賞」を受賞し、世界中のアーティストから引っ張りダコな超美メロ系サックス奏者、ケニー・G(本名ケニー・ゴーリック=55)。このほど、20年も連れ添った妻に逃げられてしまった。離婚となれば大変な財産分与を迫られそうだが…。
芸能情報サイト『eonline.com』が入手した情報によれば、ケニー・Gとは1992年に結婚した妻のリンディー・ベンソンさんが先週、離婚を視野に別居に入った旨を告げる書類をLA郡上級裁判所に提出した。破局の原因は明らかにされていないが、書類には“和解し難い不和”とある。
リンディーさんは1997年の『Allie&Me』というコメディ映画に主演した女優で、ブルック・シールズとは親友。ケニー・Gとの間にマックス君とノア君という2人の息子がいるが、ノア君は14歳とまだ未成年である。
注目すべきはケニー・Gが、古い所ではブリトニー・スピアーズ、最近ではアーノルド・シュワルツェネッガーの妻、マリア・シュライヴァーも契約した“セレブの離婚ならお任せ”という敏腕弁護士、ローラ・ワッサー女史を雇ったこと。4800万枚ものアルバムを売り上げた約30年間のキャリアで、彼は39億円ほどの資産を築いたと言われ、対するリンディーさんはゲイリー・フィッシュバイン弁護士と契約。今後の財産分与に注目が集まりそうだ。
スムーズ・ジャズ、ソウル、R&B、ラテン、ポップス、イージーリスニング…彼のソプラノサックスが放つ爽やかかつメロウな響きは本当に心地よく、日本でも数々のCMで使用されて来た。その妻が“もう我慢ならない”と家を出て行っただけでも、夫婦間で一体何があったのかと憶測を呼んでいる。その優しく柔らかい音楽のイメージを壊すようなドロドロ離婚劇に発展しないよう、それだけを祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)