人気歌手エルトン・ジョン(64)の人生を描く映画制作の話が順調に進んでいるという楽しみなニュースが飛び込んできた。もちろん願ってもない話にエルトン本人もノリノリ。「誰に自分を演じてほしい?」という質問に対しては、「リストのトップにあげているのはジャスティン・ティンバーレイクさ。」と宣言してみせた。
「この映画は僕の人生を非現実的に描く作品になるだろうね。現実だけに目を向けるものではなく、映画『ムーラン・ルージュ』のようなタッチになるのさ。」
『ロサンゼルス・タイムズ』紙の取材に対してそう答えたのは、歌手エルトン・ジョンである。すでにこの映画制作の話はかなり本格的に進んでいるといい、脚本は『リトル・ダンサー』(2001年日本公開)を手がけたリー・ホール氏が決定。すでにライティングの段階に進んでいるらしく、気になる監督に関しては「もうじき発表になるよ。」とエルトンは断言している。
また気になる “エルトン役”の俳優には「ジャスティン・ティンバーレイクがいい!」というエルトンであるが、それもそのはず、ジャスティンはエルトンの楽曲『This Train Don’t Stop There Anymore』のミュージックビデオで一昔前のエルトン本人を演じた経験があり、その出来栄えをエルトンは「素晴らしい!」と絶賛するなどして大変お気に入りなのである。イケメンな風貌を封印し、奇抜なファッションとサングラスでエルトンを熱演したジャスティンは確かに素晴らしかった。見た目のギャップは演技力で自然にカバー。そんな一流俳優ならではの技術はもちろんのこと、歌唱力も言うことナシのジャスティンであれば、この映画の主役に抜擢されてもエルトンの期待に添うことは間違いあるまい。
去る12月には気管支炎を患い、ドクターストップがかかる中でショーを続行したというエルトン。頑張りやさんだけに、この映画制作にも積極的に関わっていくことは間違いないだろう。2010年12月に代理母の出産により可愛らしい赤ん坊、ザカリー君のパパ(ママ!?)になったエルトンだが、ザカリー君もエルトンの活躍をいつかきっと誇りに思うはずだ。今後とも公私ともにおおいに活躍していただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)