イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】海外セレブの豊胸事情、専門家はこう見る!<豊胸?自前?マイリー・サイラス、急に美しくなったバストに世界が注目>

昨年12月、胸元の大きく開いたドレスでイベントに現れたマイリー・サイラス(19)。まるっとした美しい谷間に「もしかして豊胸手術を受けたのでは?」とのまことしやかな噂が立った。しかし、本人はこれを否定している。

先月11日、ロサンゼルスで開かれた米CNN主催の『Heroes 2011 Award』授賞式に出席したマイリー。「他人を助け、世界をより良いものに変えようと尽力した人々を表彰する」のが趣旨の毎年恒例のイベントだが、マイリーは自ら「運命の人」と呼ぶボーイフレンドの豪俳優リアム・ヘムズワース(21)を伴って登場。写真のような胸元の大きく開いたドレスでポーズを取った。

イタリアのデザイナー『ロベルト・カバリ』の美しいクリーム色のドレスに、耳には『ニール・レーン』のプラチナとダイヤのシャンデリア・イヤリングで、ドレスアップしたマイリー。しかし注目を浴びたのは彼女のドレスやアクセサリーではなく、「胸の谷間」だった。以前より丸々として大きくなったように見えるその胸に、芸能誌『Star』などはいち早く「豊胸では?」との噂を書き立てた。同誌がコメントを求めた3人の美容外科医達は、マイリーの胸を「確かに豊胸に間違いない。」と認め、その「仕上がり」について次のように語った。

「執刀医が誰かは知らないが、大変良い仕事をしたようですね。」と語るのはコロラド州のある美容外科医。「マイリーは体格が小柄なので、これくらいの小さなインプラントがちょうど良いと思います。パメラ・アンダーソンばりに大きすぎるインプラントを選ばなかったのは、正解でしょう。」

カリフォルニア州オレンジ郡のある美容外科医は、「もしかしたら寄せて上げるブラかもしれないけれど、そうだとしたらこの写真のような胸の外側のボリュームは出せない。」と分析する。また、ニュージャージー州のある美容外科医も「胸の下のへりに、インプラントのアウトラインがくっきりと見える。体重が増えただけではこのようなラインは出せない。」と断言した。

噂がどんどん広まる中、当のマイリーはとうとう2日後に、ツイッターで反論。「(胸を)褒めてくれてありがとう。でも、このベイビー達(=胸のこと)は自前よ。美しくなるためにはフェイクをする必要なんてないってこと、みんなが気づいてくれることを祈るわ!」と噂を完全否定した。また「私はまだ19歳!!! 胸はまだまだ成長中だってことよ、みんな!」とも。

17歳の頃には同じ『Star』誌が、「マイリーは豊胸に興味アリ」と伝え、すでに美容外科医にも面会したと報じていた。まだまだ子供だった当時は、豊胸手術に興味を持つお年頃だったのかもしれないが、その彼女も今や19歳。もはやディズニーの「ハンナ・モンタナ」ではなく、胸の谷間も恋人も存在する1人の若い女性であることを世間がちゃんと認めてあげれば、こんな噂は立たないのかも。

豊胸したと断言する美容外科医達と、真っ向からそれを否定するマイリー。それはさしおき、美しいバストになったのは皆が認めるところ。今回も美乳といえばこの方、「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にご意見をうかがった。

-先生、今回登場したマイリーは美しいバストになったと評判のようなのですが…。

池田先生「そうですね。もしマイリーさんが豊胸していたとすれば、マイリーさんの体格に適したバストになさったのが良かったのでしょう。」

-ああ、コロラド州の美容外科医のコメントにありましたね。「これくらいの小さなインプラントがちょうど良い。パメラ・アンダーソンばりに大きすぎるインプラントはNG」だと。

池田先生「はい。バランスこそが“美しさの基本”です。たとえば、とても素敵なスタイルの人がいて、その人みたいになりたいと憧れて、まったく同じバストにしても、それでは美しくなりません。『嫌な部分を取り替える』という発想では美しくはなれないのです。」

-確かに胸だけがあからさまに大きい女性をみても、美しいと感じるより違和感を覚えてしまうことがあります。

池田先生「そうですよね。繰り返し申し上げますが美しさには“バランス”が大切なのです。美しいバストになりたいと願っている方には、ぜひそれを忘れないでいただきたいです。」

-すると、自分にはどのようなバストが最適なのか、どのようなバストなら美しくなれるのか、見極める必要がありますね。とても難しそうですが。

池田先生「それはご心配いりません。私がこれまで培ってきた経験をもとに、その方にあわせて、最適なバストをご提案いたします。そしてカウンセリングの際にご納得のいかれるまでご説明いたします。実は豊胸というのはいわば職人芸なのですよ。機械的に判断できるものではありません。その方の個性や体型にあわせることが必要なのです。」

豊胸は職人芸。先生のお話に「なるほど」と聞き入ってしまった。それならば、やはり信頼できるクリニックやドクターを探すのは何より重要といえそうだ。

さて、噂の渦中のマイリー、真実のところは、「寄せて上げる」ブラの効果か、はたまた豊胸手術を受けたのか、アナタはどう思うだろうか?

※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://ikeda-yuko.com/bustup/?lpomax=010>)
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)