英国人コメディ俳優ラッセル・ブランド（36）が、このほどLA郡裁判所に人気歌姫ケイティ・ペリー（27）との離婚を申請した。

2010年10月23日にインドで挙式したこの2人、交際中や結婚当初は本当にラブラブであった。ただし、結婚により互いの仕事運はますますアップし、あまりにも多忙になったことでスレ違いが生じるようになったのも事実。「幸せで落ち着いた家庭生活を望んでいる」と語るブランドと、いまだ「遊びたい盛り！　お酒もパーティもやめられないから赤ちゃんはまだまだ先よ」と語るイケイケなペリーには、埋めがたい価値観や人生観の相違があったようだ。

このクリスマス前にも激しい喧嘩を繰り広げ、両者とも結婚指輪をはずしてしまったと大々的に報じられたばかり。だが実は、2人が別行動をとった10月の結婚記念日にも、ブランドの左手薬指に指輪はなかった。今回の離婚も彼の側からの申請であり、芸能情報サイト『TMZ.com』が入手した書類によれば、その理由は“和解しがたい不和”とのこと。やはり、“ブランドの我慢ももう限界”というこの所の噂は真実であったようだ。

思い出すのは今月2日、『エレン・デジェネレス・ショー』に出演した時のブランドの様子である。破局説が流れていることに触れられると、彼は茶目っ気タップリにそれを否定した。一部情報では、ブランドの母親がペリーを大変気に入っており、2人の不仲な様子に心を痛めていたからではないかとも言われている。

「僕とケイティが別れるだって？　ケイティ、ホントかよ。ちゃんとそう言ってくれなきゃ～！　僕はケイティと結婚出来てすごく幸せなんだよ。だって、死が2人を分かつまでって誓っただろう？　この通り、僕はちゃんと生きているじゃないか。」

「噂ばかり大量に出回っちゃってるよね。インターネットの情報に振り回されてちゃダメだってことだよ。でも、ネットをやめろと言われても結構難しいかな。だってたくさんの美女のヌードが拝めるから…やっぱり楽しいね。いや、違うな。今の僕にとってインターネットは邪悪なウソの世界でしかない。不信感でいっぱいだよ。」

このホリデイ、ペリーはハワイのビーチで友人らとはしゃいでいるが、ブランドは英コーンウォールにおり、彼は以下のような短い声明を発表した。

「残念ですが、ケイティと私は結婚生活に終止符を打つことにしました。常に彼女に敬意を払い、これからは友人として付き合っていくつもりです。」
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）