来年2月5日に予定されている第46回NFLスーパーボウル。全米市民がテレビに釘付けになる、スポーツ界の一大祭典である。そのハーフタイムショーになんと53歳の “クイーン・オブ・ポップ”、マドンナの出演が決まった。
4日夜、デトロイト・ライオンズ対ニューオーリンズ・セインツの試合を放送していたNBCは、途中で「今度のNFLスーパーボウルのハーフタイムショーに、マドンナの出演が正式に決まったとのことです」とアナウンサーが告げ、“Madonna Rocks America’s Biggest Stage.” という見出しで彼女のパフォーマンス映像を少しばかり流した。
試合会場となるのは、インディアナ州インディアナポリスにある「ルーカス・オイル・スタジアム」。マドンナのそのショーを監督するのは、振付師のジェイミー・キング氏が予想され、パートナーには「シルク・ドゥ・ソレイユ」のダンサーチーム、そして「モーメント・ファクトリー」からマルチメディア・アーティストを選ぶという情報も。これはかなり大掛かりなパフォーマンスが期待できそうだ。
何しろあれだけのスターでありながら、1998年と2000年に出演のオファーがあったというが実現はしておらず、50代になった彼女を “落とす” のは大変だったに違いない。10月から「もしかすると」と騒がれていたこの情報、主催者らは「やはりマドンナで行きたい!」という強い意志で、真摯に交渉を続けていたと推測される。
「NFLスーパーボウル」は、高齢者から幼い子まで夢中になって見る大変な視聴率の番組である。バッド・ガールな普段のイメージとはまた違うステージ展開を考えつつ、マドンナもかつてない緊張感と興奮を味わっていることであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)