映画『300〈スリーハンドレッド〉』(2007年)や『P.S.アイラヴユー』(2007年)で魅せた男の魅力で多くの女性をメロメロにした肉食系俳優ジェラルド・バトラー(42)が、新作映画の撮影中に事故に遭っていたことが判明した。
現在ジェラルド・バトラーが撮影中なのは、話題の新作映画『Of Men and Mavericks(原題)』である。2001年にフリーダイビング中の事故で死亡した天才サーファー、ジェイ・モリアティ(享年22)を描く本作で、ジェラルドはジェイの指導者リック・ヘッソンを演じている。
そんなジェラルドが強烈な波にのまれた挙句、複数回もの大波に襲われ大ピンチに陥ったという。水上で安全パトロールにあたっていた人物がすぐさまジェットスキーで急行し救出したというが、その後ジェラルドは病院に搬送された。
「ジェラルドは大丈夫です。」
広報担当者はそう発表し、さらに「とても恐ろしい事故でした。ジェラルドはスタンフォード大学に搬送されました。事故後、念のための検査を受けてもらいましたが、検査結果は異常なしでした。」とも続けている。
ジェラルドは無事とのことで、何よりである。映画撮影中の事故はめずらしい話ではない。1983年の映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』の撮影の際には、俳優ヴィック・モロー(享年53)と子役らが落下してきたヘリコプターのローターに巻き込まれて死亡するという痛ましい事故も起こっている。海や山といった自然相手の撮影でも思いがけないアクシデントを予想しつつ、細心の注意を払うことが不可欠であろう。
撮影が無事に終了することを祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)