数々のヒット映画に出演し、その独特の存在感と素晴らしい演技力でハリウッド屈指の名優との呼び声も高いゲイリー・ビジー(67)が、空港で酔っ払った挙句に女性と激突。「怪我を負わされた!」と主張する女性に訴訟を起こされてしまった。
この事件が発生したとき、ゲイリー・ビジーはまさにヘベレケ状態だったようだ。このとき彼がいたのはオクラホマ州にあるタルサ空港。フライトを待っていたゲイリーは酒に酔い上機嫌だったというが、ふと気づくと搭乗時間が迫っており大慌て。ゲートに向かい突進したゲイリーは搭乗者らの列に突っ込み強引に割り込もうとしたが、同じフライトを待っていた57歳のカーラ・レフラーさんに肩から激突し、カーラさんは気の毒にも転倒、怪我を負ったという。
事件が発生したのは昨年5月のことだが、芸能サイト『TMZ』の報道ではカーラさんはロサンゼルス高等裁判所でゲイリーに対する訴訟を起こしたという。複数メディアが訴訟を起こされたゲイリーにコメントを求めているが、今のところゲイリーは沈黙を守っている状態だ。
大ヒット映画『リーサル・ウェポン』(1987年)やキアヌ・リーブス主演の『ハートブルー』(1991年)にも出演したゲイリーは素晴らしい役者として人気が高いが、これまでたびたび問題を起こしてきたまさに「お騒がせセレブ」でもある。1995年にはコカイン所持で逮捕され、1997年にはラスベガス行きの飛行機で自分にぶつかった客室乗務員に腹を立て、押し返したとして警察の尋問を受けている。またかつての妻に対する暴力もたびたび報じられ、2004年には家賃の支払いを数か月にわたり怠ったとして家主から訴えられもした。
なかなかのお騒がせぶりではあるが、昨年2月には恋人である女優ステファニー・サンプソン(37)がゲイリーの息子ルーク君を出産したばかり。元妻らが産んだ子供二人もいるためルーク君はゲイリーの三人目の子供になるというが、ルーク君はまだ1歳と可愛い盛り。すでに67歳というゲイリーであるが、せめてルーク君が成人になるまでバリバリ現役で働けるよう、どうにか暴れすぎないように頑張っていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)