イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】ラテン女優ソフィア・ヴェルガラ、11年前に甲状腺がんの宣告を受けていた。

コロンビア出身のラテン女優、ソフィア・ヴェルガラ(39)が、11年前に甲状腺がんと診断されていたことを告白した。

「コメディドラマ部門」でエミー賞を受賞した米ABCのファミリードラマ『モダン・ファミリー』で、コロンビア出身のセクシーで明るい主婦「グロリア」を演じて大人気のソフィア。このほどニュース番組『Nightline』にゲスト出演し、00年弱冠28歳の時に甲状腺がんの診断を受けていたことを明かした。

「あの時私はとても若くて、がんという言葉に“一体何を言っているの?”という感じだった。」とソフィア。「がんという言葉を聞くと必ず“死”を思い浮かべて、それだけしか考えられなくなるわよね。全くそんな感じだった。とても怖かった。」

彼女は離婚した前夫との間に1人息子マノロ君(19)がいるシングルマザーで、息子のためにも「憂うつな気分に陥っている余裕はなかった。」という。しかし、当時はスペイン語のTV局『ユニビジョン』でホストをしたり、ランウェイモデルをしたりと、南米マーケットをメインに活躍していたソフィア。タブロイドメディアに派手に書き立てられることを恐れて、がんにかかっていることは発表せずにいた。「がんにかかることは、愉快なことではないわ。治療中は、他のこと(メディア)に煩わされるのはイヤだと思ったの。」とのことだ。

発見当初、がんの自覚症状はまったくなかったそうである。「気分が悪ければ、治療を受けたいと思うだろうけれど、全くそんなことがない健康な気分の時に、手術や治療を受ける決断をしなければならなかった。あれは悪夢だったわ。」とソフィアは語る。

その後彼女は手術と、放射性ヨウ素を使った治療によりがんを克服。手術後は患部である首が敏感になり、しばらくは車の運転もできなかったというが、見事に復活を果たし、現在は南米だけでなく北米に進出。ハリウッドで活躍する注目のラテン女優の一人となった。

現在は、ミドルクラスの母親達「サッカーマム」を対象にしたセクシーでリーズナブルなデイリーウェアを自らデザインし、米ディスカウント・デパートチェーンの『Kmart』で販売する、ビジネスウーマンでもある。現在の米ショービズ界で、最も輝いているセレブの一人であると言える。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)