米『Showtime』ネットワークの人気ドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』で知られる女優のジェニファー・カーペンター(31=写真左)は、同ドラマで共演中に結婚し約2年で離婚した元夫の俳優マイケル・C・ホール(40=写真右)について、「まだ愛しているわ。」と語った。
派手な結婚式からわずか72日で離婚のリアリティTVスターもトホホだが、映画やドラマでの共演者同士で恋に落ちた末、結婚したものの破局。その後も共演関係が続くというのも、実に気まずいもの。
ドラマ『デクスター』で主演の鑑識官「デクスター」を演じるマイケルと、その義妹の刑事役「デボラ」を演じるジェニファーは、番組での出会いがきっかけで08年末に結婚。その後も番組では「兄と妹」を演じ続けてきた。昨年1月、マイケルがホジキンリンパ腫を患い、その後放射線治療などを受けていた間は彼女が献身的に彼を支え続け、昨年4月にはマイケルが病気を完全克服したと発表していた。
だが2人の関係は、その後急速に冷えて行ったようだ。結婚から2年後の昨年末、離婚を発表。2人の関係は、離婚発表よりも数か月前から「終わっていた」とされている。しかし現在放映中の同ドラマシーズン6では、もちろん離婚後も共演を続けている。
しかし元夫&元妻の2人は憎み合うこともなく、仲良く共演を続けているようだ。ジェニファーはこのほど『E!』ニュースに、マイケルとの共演について次のように語った。「離婚で(共演上)何かが変わったかって? もちろん答えはイエスよ。でも彼と私はこの世界でずっと、ベストフレンドであり続けるわ。そして、結婚生活が終わってしまったからといって、もう愛がないという意味ではないのよね。」
離婚後、職場で顔を合わせるのも辛いのかと思いきや、そのようなことはないらしい。「私達、お互いのことや、他の番組キャストのことについて良くケアをし合っているし、今までもいつもそうだった。私はラッキーなんだと思うわ。」
『デクスター』は放映開始から6年が経つが、腕利きの鑑識官が、実は法で裁けない悪人達を闇に葬るシリアルキラーである、という筋書きが受けて全米でカリスマ的人気を誇るドラマ。「(『デクスター』が)成功していることに、感謝している。6年が経つけれど、まだあのドラマで演じることはチャレンジングであり、その結果、番組が成功していることに誇りを持っているわ。」とジェニファーは語っている。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)