イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ジェニファー・アニストンが思わず涙。乳がん患者の生還秘話に胸を打たれて。

女優としてのみならず映画監督やプロデューサーとしての才能も発揮しているジェニファー・アニストン(42)が、思わず涙を拭う姿がキャッチされた。彼女の身に一体何が…?

ジェニファー・アニストンが月曜日に姿を現したのはバージニア州にあるInova Breast Care Centerと呼ばれる施設。米副大統領夫人であるジル・バイデンさん達と共にセンターにやってきたジェニファーはセンターを視察し、さらに多くの乳がん患者らが早期発見や治療の重要性についてディスカッションする場にも登場した。そこで聞いた乳がん体験談に胸を打たれたジェニファーは思わず涙をこぼし、あわてて拭う場面がキャッチされている。

今回ジェニファーがセンターを訪問したのは、乳がん啓発月間に一役買うためである。さらにすでに話題が沸騰している映画『Five(原題)』のプロモーション活動の一環であることも間違いないだろう。この作品は乳がんが人々の人生に与えるインパクトを描いた5本の短編映画集で、ジェニファーはそのうち一本の作品でメガホンを取っている。この作品は米ケーブルテレビLifetimeで今月放映されることになっているが、監督として加わった有名セレブはジェニファーだけではない。デミ・ムーア(48)やアリシア・キーズ(30)といった豪華メンバーが監督として起用されていることに加え、ロザリオ・ドーソン(32)といった魅力的な女優が多数出演していることもあり、多くのファンが放映を待ちわびている。

日本でも患者数が増えていることで知られる乳がんは、アメリカでは患者数も多くかなり大きな問題となっている。それだけにジェニファーのようなスターが乳がん月間に一役買うことで、「検査を受けてみようか」と思う人が増えることは素晴らしいことだ。アメリカの女性に関して言うと、がんで死亡するケースでは肺がんに次いで乳がんが多いとのこと。定期的な検診を受け早期に発見できれば完治する可能性の高いがんとしても知られており、アメリカでは乳がんのリスクを抑える要素として
●定期的に運動をする
●適正体重を知り、それ以上増やさないように気をつける
●アルコールの過剰摂取を控える
などといった点が啓蒙されている。

ここ日本でも欧米にならい10月は乳がん月間。早期発見、早期治療の重要性が叫ばれており、1人でも多くの女性に検査を受けていただきたいと願うばかりである。ちなみに記者は毎年誕生日の月に乳がん・子宮がんの検査を受けているが、予想に反し、ちっとも怖くない検査であることを強調しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)