今年は人気歌手デミ・ロヴァート(19)にとって、キャリア面での飛躍とともに健康回復を達成した素晴らしい1年であったようだ。このたびニュース番組『Access Hollywood』のインタビューに応じた彼女は、その見事な復活劇に至るまでの長い道のりについて赤裸々に語った。
「みんな、あなたに良くしてくれているの?」
リハビリ施設に入院中のデミに、泣きながらそう電話をかけてきたのは親友のセレーナ・ゴメス(19)だったという。今から12年前、子供番組のオーディションで出会って以来の友人であるセレーナが受話器の向こうで涙を流す一方、そのときのデミはすでに涙も枯れ果てた状態だったそうだ。
そんな彼女の摂食障害がピークの頃、なんと彼女は一日に5回も食べたものを嘔吐するという悲惨な状態にあったらしい。
「すごく調子が悪かったわ。オレンジジュースでさえ、飲んだらデブになると思い込んでいたの。」
リハビリ施設での治療を経て立ち直った彼女は、アメリカで9月20日に発売になったばかりのニューアルバム『Unbroken』の大ヒットもあり、キャリア面でも大きな飛躍を見せている。また健康を取り戻した彼女はその青春をおおいに謳歌しているといい、多くのアメリカ人が楽しむハロウィンを心待ちにしている様子だ。
「ハロウィンに何を着たらいいか分かんない!」
そうツイートする彼女は、ようやく本来の明るさを取り戻し健康そのものという状態だ。
「すごく良い気分よ。幸せだし健康だもの。人生って美しいものだわ。文句なんて言えない。」
一時は将来が危ぶまれたデミは、今、力強くそう語る。ついに完全復活である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)