イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ブラッド・ピットの映画撮影セットをハンガリーのSWAT隊が強制捜査! 一体何が?

ブラッド・ピット(47)の新作映画『World War Z(原題)』の撮影が行われているハンガリーで、実弾入りの武器が小道具として届けられたとの情報が入り、撮影現場にハンガリー警察のSWAT隊が強制捜査に入ったという。

近頃、元妻ジェニファー・アニストンとの結婚生活に対して「面白みがなかった」と発言し、物議を醸したブラッドが、今度は仕事上でとんだ災難に襲われた。10日、ゾンビ映画『World War Z(原題)』の劇中で使う武器などの小道具を収納するブタペストの倉庫が、ハンガリーのテロ対策チームによって強制捜査を受けたのだ。警察は、ピストルやマシンガン、ミリタリースタイルの自動突撃銃など85点の武器を押収。ほとんどが武器としてきちんと機能するものだったという。

情報筋が芸能誌『Us Weekly』に語ったところでは、押収された銃は書類上「機能しない銃」と記入されていた。しかし、実際は機能するものだったといい、手違いからこのような事態になったようだ。

ハンガリー警察対テロリズムユニットが明らかにしたところでは、これらの銃はロンドンからプライベート機で小包として梱包された状態で輸送され、ブタペストにある映画クルーの受取人の元に配達されたという。ハンガリー警察は「こうした銃は、撮影用に使われるとしても輸送することは不法。ましてや撮影に使用することも、決してしてはならない。」としている。

ただしこの件に関しては、映画のプロデューサー兼主演を務めるブラッドの責任ではなさそうだ。「映画会社の従業員が、我々対テロリズムユニットの許可無しに銃を持ち込むという間違いを犯したに違いない。」と警察では見ている。

同映画の武器担当者は、ハンガリーの映画会社にこうした小道具を英国から輸送するよう頼んだといい、その際、彼らが地元ハンガリー警察による許可書を持っていると聞いていたという。

現在、警察はこの武器担当者を取り調べているところであり、間もなく「事件」は解決する見通しとのこと。この映画、この件がなくてもすでに予算オーバー、撮影日程もオーバーしている状態だといい、ブラッドは「怒り心頭」であると言われている。しかし、同映画のプロダクション担当者は、AP通信に「撮影現場に警察が銃を持って強制捜査に押し入ったという事実はない。」と否定する一方で、「映画は予定通りに撮影準備が進んでおり、スケジュール変更はない。」としている。どちらが事実なのであろうか?

この映画、8月には撮影中に大怪我を負いかけた女性エキストラを、ブラッドが救出して話題になったが、今回はこれに続く災難となった。公開は来年12月が予定されているが、無事撮影が完了するといいのだが…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)