ビヨンセ・ノウルズ（30）がオメデタを発表してから早くも1か月になろうとしている。このほど “Pulse” という名の新しい香水をニューヨークで発表したビヨンセだが、最新インタビューでは「ニオイにすごく敏感になった」と告白した。

妊娠中に付きものなのがつわりや好き嫌いの変化。これを誘発する最大の原因は、やはり「ニオイ」だと言われている。“ゴミ集積所やガソリンスタンドがダメ” は分かるが、“ご飯が炊けるニオイがイヤ” という人など訴えは実に様々。とにかく鼻が利き過ぎるのだ。

このような時期に香水を発表というのもナンであるが、ビヨンセはAP通信との最新インタビューで、やはりニオイに敏感になってしまったことをこう説明している。

「妊娠したら、嗅覚がすごく敏感になってしまったの。1マイル離れている所のモノのニオイも嗅ぎ取れるんじゃないかと思うくらいよ。イヤなのはほとんどが食べ物ね。今はとにかくオニオン系の臭いに我慢できないわ。」

ただし、「妊娠は人生最大のギフトだと思っているわ。これによって、私の内側に秘められている人間、女性としてのパワーがぐっとアップしたことを実感しているの」と語るなど、とても幸せそうだ。そのインタビュー内容を抜粋でもう少々ご紹介してみたい。

■模範にしたいママは妹ソランジュ・ノウルズ
「アドバイスは、いつも妹（ソランジュ）がくれるの。彼女は最高に素晴らしいママ、すぐそばにいてくれるから助かるわ。そして私の自慢のママも。ママのことを思うと涙がにじんで来るくらい、心から尊敬できる素晴らしい女性よ。私も子供からそんな風に思ってもらえるママになりたいわ。」

■ベビーはいつも連れて歩く
「産後はこれまでの生活とはガラリと変わるでしょうね。犠牲は覚悟しているわ。でも、ベビーが産まれたらいつも連れてあるくつもりよ。人に何と言われようと絶対にそうしたい。」

■アーティスト、ビジネス・ウーマンとしての野心
「私はまだまだ成長過程、バランス感を大事にして生きて行きたいわ。ビジネスもそう。レーベルやボーイズ・バンドを立ち上げたいと思っているのよ。プロデューサーとしてドキュメンタリーを撮ったり、ミュージック・ビデオを制作したり、若手アーティストの育成もしてみたいわ。男性アーティストの世界では後輩の育成が当然のように行われているんだもの、同じようなことが私にもきっと出来ると思うの。」

妊娠・出産、そして育児を通じて、女は信じられないパワーを貰うものである。マライア・キャリーもそれを経験して（良くも悪くも？）「マライアらしさ」をパワーアップさせ、素晴らしい女性へと一段と成長したことを、夫ニック・キャノンは敬意を込めて語っている。次はビヨンセの番である。ただでさえ大きな彼女のスケールが、さらに大きくなるのは本当に楽しみである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）