ファンの熱い期待に応え、ついにシーズン3を迎えた大人気の高校生ミュージカル・ドラマ『glee』。先には「レイチェル」役の女優リア・ミシェルとブロードウェイ俳優テオ・ストックマンの破局をお伝えしたが、今回は “ミスター・シュー” こと「ウィル・シュースター先生」役の俳優、マシュー・モリソン(32)についての話題である。
今、全米の高校生に「理想の教師は?」と尋ねたら、間違いなく “ミスター・シュー” という答えに集中するであろう。同ドラマの中で合唱部をまとめる熱血顧問であり、歌って踊ってが大好きなスペイン語のイケメン教師である。
この「ウィル・シュースター先生」を演じているモリソンは、元々はブロードウェイ俳優で、数々の人気サスペンス・ドラマにも出演していた実力派であるが、gleeの爆発的なヒット以来、スゴイ人々が彼に近づいては親交を深めていることを英芸能誌『Now』が報じている。
まずは女優グウィネス・パルトロウ。同ドラマにゲスト出演し、ストーリーの中で一時期まったりムードが展開されたが、プライベートでもお付き合いが続いている様子。パルトロウは人妻であるが、この春にはロンドンのホテル「Grosvenor House」のバーで、深夜のデートが目撃されている。
そしてイギリスの大物歌手エルトン・ジョンとはデュエットも。エルトンはミュージシャンとしてのプライドが大変高く、手前に “超” がつく一流ミュージシャンとしか仕事をしたがらないため、「素晴らしい経験をさせてもらった」とモリソンはご満悦である。
また彼は、バラク・オバマ米大統領のお気に入り俳優の一人であり、プライベートでの親交も温めているとのこと。大統領の家族はそろってgleeの大ファンだという。
同誌との最新インタビューでモリソンは、「ミスター・シューが今、世界で最もホットな教師ってことになっているんだって? すごくビックリしているよ。僕としては教師の役を演じることだけでも光栄なのにね。過去に出会った素晴らしい恩師の姿に導かれて、ここまでやって来れたと思っている」と謙遜気味に話している。
現在では、ボディーガードが必要なほどキャーキャーと騒がれる人気俳優になってしまったことについて、モリソンは「ドラマでは脇役だよ。そんな教師に気まぐれな感情を抱くってことが、僕にはよく分からない」と語り、自宅の外にキャンプを張っているファンについて「理解に苦しむ」と首をかしげる。
本人はそのような調子だが、まさに “こんな先生がうちの学校にいたらなぁ” という理想の教師像と言える「ミスター・シュー」。一度でもgleeを見た人なら、生徒達の “歌って踊って” と同時に彼の魅力にもハマッてしまうはずである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)