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東日本大震災の募金受付は今月末で終了 都が最後の募金呼びかけ

東日本大震災から半年。一つの区切りとなる。

都福祉保健局は、東日本大震災の被災者を支援するために都独自に募集してきた義援金が今月9日時点で7億6千5百万円を超えたと発表した。また、義援金の受付を今月末で打ち切ることも同時に明らかにした。

都は東日本大震災の発生3日後の3月14日より「東北地方太平洋沖地震東京都義援金」を立ち上げ、義援金を募ってきた。その結果、今月9日までの約半年間に7億6538万4141円の義援金が集まった。

このうち6億円は既に、岩手、宮城、福島の3県の指定口座に各2億円ずつ送金しており、来月には最終残額を各県均等に配分する予定だという。

また、震災から半年が経過したことを機に、今月30日をもって義援金の募集を終了することも併せて発表した。都福祉保健局では、募集最終日まで引き続き義援金への協力を呼び掛けている。尚、「東北地方太平洋沖地震東京都義援金」の受付口座は以下の通り。みずほ銀行本支店からの振り込みの場合、手数料は無料。

みずほ銀行東京中央支店(店番号110)・普通
口座番号:2255514
口座名:東北地方太平洋沖地震東京都義援金

尚、東日本大震災の被災者への義援金は日本赤十字社赤い羽根共同募金などで引き続き受け付けている。

原発事故の収束の見通しも立たない中、募金を呼び掛ける運動やボランティア活動などの報道も下火になっている。今こそ、継続的な支援が必要だ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)