90年代に大人気を誇った、米NBCの国民的コメディドラマ『となりのサインフェルド(Seinfeld)』で良く知られるコメディ俳優ジェイソン・アレクサンダー(51)。彼の長年のトレードマークは「てっぺんハゲ」の頭だったが、その彼の頭に突如異変が起き、フサフサと毛が生えて来たことが話題になっている。
『となりのサインフェルド』は放映当時、アメリカ国民の4人に1人が見たというシチュエーション・コメディで、ニューヨークを舞台に俳優ジェリー・サインフェルド(57)演じるスタンドアップ・コメディアンの男と、その友人達が繰り広げる毎日の騒動を描いたシットコムだ。
ジェイソンは「ハゲで短気で卑屈」なジェリーの友人「ジョージ・コスタンザ」役を演じ、はまり役として爆発的な人気に。以後、監督業やプロデュース業でも活躍している彼だが、つい最近までトレードマークのハゲ頭はそのままでいた。
しかしこの夏に入って、公の場に姿を現したジェイソンの頭は右の写真のように「フサフサ」に。口の悪い芸能メディアは口々に「魔法のヘア!」「ジョン・トラボルタの後追い?」などとはやしたてたが、本人は7月半ばにツイッターで「ボクは今、ある面白いヘアシステムを実験中だ。突然ボクの頭に髪の毛が普通より沢山生えて来たからって、ビックリしないでほしい。」とファンに説明していた。
27日、ジェイソンは自身の増毛についての憶測が止まらないのを見てか、ツイッターにこんな長い説明を投稿した。「ボクが頭につけたのは、とても素晴らしい半永久的ヘアピースなんだ。“半永久的”というのは、もしそうしたければ何週間でもつけていていい、という意味。水泳も、シャワーも、ワークアウトもできるし、ヘアピースはその際取れたりしないんだ。それに、もし望めばいつでも取り外すことができる。」
ジェイソンはなおも饒舌に、こう続けた。「完全にフサフサな増毛でないのはなぜかというと、デザイナーに“ボクの10年前の頭のように見える髪型のヘアピースを作ってくれ”と、無理に頼んで注文したから。毛が減って行く途中の男のような髪型に見えるけど、人工的にモップみたいなフサフサヘアにするよりはマシだろう。」
そこまで詳しく書かれると、どこのブランドのヘアピースなのか、気になるところだが、ジェイソンは商品のPRをする気はさらさらないらしい。「正直、増毛はどうってことないさ。皆さんにとっても、どうってことないことだって思いたいね。」しかし巷では「ジェイソンが若返った」と、その増毛の秘密を探るのに躍起になっているよう。もったいぶらないで、薄毛に悩む世の男性達に秘密を教えてあげたらどうだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)