今年6月にOxygenでスタートしていた、パリス・ヒルトンのリアリティ番組『The World According to Paris』。視聴者数は最初が40万人、だがその後は減る一途とどうにもふるわない。予定を大幅に切り上げて、ついに打ち切りか。
今はやや低迷期にあっても、例えばこの後に恋人との婚約や出産が控えている、そんなセレブであれば盛り上がりは「これから」と言えよう。だがパリスの場合はあまりにもネタが不足しているのだ。
番組スタート当初に交際していた、ラスベガスの超リッチな実業家サイ・ウェイツ氏と6月に破局してしまい、その後は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督とのデートが7月にほんの少し話題になった程度で、とにかく話題性に欠けている。
同じくシングルに戻った妹のニッキー・ヒルトンとともに、超高級リゾート地でバケーションを楽しみ、ショッピングやクラビングの日々を続けているだけなのだ。友情出演のブルック・ミューラーがハリウッドの問題児である元夫、チャーリー・シーンとヨリを戻すのか、そちらの展開の方がよほど気になってしまう。
そのような中、『nymag.com』の “Vulture” は、まだ公にはなっていないがと断った上で、“プロデューサー側は2ndシーズンの制作を考えていない” と伝えている。人々がチャンネルをそこに合わせてくれる、この単純な作業を得ることがどれほど大変で、プロデューサー側はどれほど苦心しているか、お嬢様パリスにエンタメ界の厳しい現実は分かるまい!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)