「結婚式」は一生に一度(建前としては?)の一大イベント。とは言え屋外で深夜まで歌って踊っての大騒ぎが続けば、ご近所さんとしてはヤッてられない。キム・カーダシアンとNBAクリス・ハンフリーズ選手の豪華挙式が20日に行われたが、その後のパーティは、残念ながら近所迷惑なものとなっていたようだ。
二人が結婚式を挙げた場所は、カリフォルニア州サンタバーバラ東の超高級住宅地として知られるモンテシート。富豪投資家フランク・コーフィールド氏が提供してくれた豪邸の敷地に、白い特設テントがいくつも張られた。500名近い人々を招いての挙式とパーティは、ハリウッドでも最近類を見ないほどの派手婚と言える。
建物ももちろん誇らしいが、こんもりした緑に囲まれた広大な庭も自慢であるカリフォルニアのそうした大豪邸。当然プライバシーもあり、ご近所との距離も十分にある。だが忘れてはならないのは、屋外のパーティであるということ。おまけに新郎はNBA選手、仲間たちは体もデカイが声もデカイ。夜を徹してのパーティなどお手のモノである。
最初はディナー、そしてファースト・ダンス、ここまでは良かったようだ。そして人気DJ・キャシディが、パーティを一気に盛り上げた。『ニューヨーク・ポスト』紙が報じているところによれば、キャシディの登場から約1時間経った深夜0時ごろ、数人の警察官が会場に現れて音楽を止めるよう命令した。
ご近所さんから警察に、 「キャシディのあの喋りと音楽のボリュームをどうにかして欲しい。うるさくて眠れやしない」といった通報が数件入ったということである。
これには彼女の妹で、式ではメイド・オブ・オナーを務めたクロエが動揺してしまい、ウェディングプランナーと「では何をして過ごしたらいいのかしら」と緊急会議。だが当の花嫁、キムは冷静なものであっさりと音楽の中止を決定し、人々はまったりと飲み食いを続けながら談笑を楽しみ、午前2時頃にお開きとなったという。
警察の介入という不愉快なシーンがあったものの、人々は異口同音に素晴らしい、楽しいイベントだったと称えてパーティを後にしたというから、最高の結婚パーティになったことは間違いないようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)