イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】 “プラトーン” の俳優、心筋梗塞により48歳で急逝。

目を覆いたくなるような壮絶な戦争シーンが人々に強いショックを与えた、1986年公開のベトナム戦争映画『プラトーン』。そこで若手兵士を演じていた俳優のフランチェスコ・クインが、このほど心筋梗塞により48歳の若さで他界した。

自身もベトナム帰還兵であるオリヴァー・ストーン監督の代表作となっているその『プラトーン』の中で、ラーという麻薬の密売をする若い兵士を演じていたのがクイン。今ではすっかり問題児扱いになっている俳優チャーリー・シーン(45)だが、『プラトーン』は彼が志も高い新兵としてベトナム戦争の前線に赴き、戦争の悲惨さ、残虐さに苦しみ抜く姿を熱演したデビュー作品でもある。

またクインは、他にはTVドラマの『NCIS』、『ER』、『24』などにも出演しており、彼の父は『ナバロンの要塞』、『革命児サパタ』の俳優で、2001年に86歳で他界したアンソニー・クインである。

そんなクインは先週末、カリフォルニア州マリブの自宅近くで10歳の息子マックス君とジョギングをしている時に、崩れるようにして突然倒れてしまったという。知らせを受けてただちに救急救命士が駆け付けたが、搬送先の病院で残念ながら死亡が確認された。

ヴァレンティーナ・カステラーニ夫人との間には、ソフィアちゃん、ミッシェラちゃん、マックス君の3人の子供がいるクイン。夫人は「彼は私のソウルメイト、子供達にとっては素晴らしい親友のような存在でした。私達は一生クインを愛し続けます」と悲しみの声明を発表している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)