イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】断ち切れない! ライアン・オニール&ファラ・フォーセットの息子またドラッグで逮捕。

親のお陰でマリブの豪邸に暮らし、欲しいモノを何でも手に入れてきたボンボンを待ち受けるものの一つに、「薬物依存地獄」がある。故ファラ・フォーセットと俳優ライアン・オニールの息子も例外ではない。幾度リハビリと服役を繰り返してもダメ、まだ懲りないようだ。

サンタモニカで2日、信号による停止中に警察官に呼び止められたレッドモンド・オニール(26)の車。そこでマリファナとヘロインの入った袋が見つかり、彼はあえなく逮捕となった。10代からの薬物乱用でリハビリと刑務所暮らしを交互に経験して来たレッドモンドだが、いまだにその依存から脱け出せていないようだ。

母親で元祖セクシー女優のファラ・フォーセットが、09年6月に肛門ガンで62歳にして他界したことは記憶に新しい。だがレッドモンドはファラの闘病中も薬物と縁が切れず、いよいよ母に死が迫ってもなおも檻の中という情けなさ。「母が死ぬ前に会いたい」という陳情も却下となり、かろうじて出所が認められたのは葬儀の時であった。

母ファラが、最後までこのバカ息子の将来を案じていたことは想像に難くない。その無念の死は、息子の目を一旦は覚まさせたようにも思われた。裁判所に命じられた薬物依存克服プログラムの受講も1年前に済ませており、頭では薬物の怖さを十分に分かっているはずのレッドモンド。だが体がそれを欲し、断ち切れないのだ。 “ほんのチョットだけなら” と再び手を出しては何度でも深みにはまる。これが薬物依存克服の難しさである。

父親ライアン・オニールはいったい何をしている!? 彼も息子同様に一時ひどい薬物依存に陥り、警察の世話になっていたが、最近ではTVドラマ『90210』や『Bones』に出演するなど、慢性白血病と闘いながらも俳優として地道に頑張っている。大人の男としての立派な後ろ姿を見せることも、今の彼なら出来るであろう。遅すぎるということは決してない。天国で眠るファラのためにも、息子をどうか正しい道に戻すよう努力を続けて頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)