イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】 「ホームスクーリング」で立ち直れるか? レベッカ・ブラック 学校でイジメの標的に。退学していた。

出る杭が打たれるのは、どこの国でも同じなのだろうか? 今年14歳になったYouTubeが生んだ歌姫こと、レベッカ・ブラックが、学校を辞めていたことが分かった。YouTubeに「Friday」の動画を投稿するや、大きな話題となりネット上で賛否両論を呼ぶ一方で、彼女の通っている学校での陰湿なイジメに耐えきれなくなったのだという。

先日放送された米国ABC放送のニュース番組「ナイトライン:セレブ達の秘密」の中で、レベッカは有名になってしまった結果、学校内でイジメにあっていたことを告白。レベッカは学校に通うのを辞めざるを得なかった状況を明らかにした。

また、レベッカは学校でどのようなイジメにあっていたのかについても語り、その陰湿な嫌がらせの内容が明らかに。レベッカがインタビューの中で語った内容によれば、学校内を歩いていると、嫌がらせで彼女の歌を歌い出してくる者や、歌のタイトルが金曜日であることを皮肉り「今日は何曜日?」と聞いてくるなどの嫌がらせにあっていたそうだ。

彼女のイジメに苦しんでいたのは、母親のジョージナさんも同じだ。「レベッカがそのようなイジメのプレッシャーの中にいる必要はないわ。」と語り、娘を退学させる決断に至った心情を告白した。「有名になることで、学校に通うことも大変になる。そのことでイジメられることにもなるのだから。」とも語った。

現在、学校を辞めたレベッカは、「ホームスクーリング」で勉強中。勉強を教えてくれる先生と言うのは、母親のジョージナさんだ。このホームスクーリングは、学校に通う代わりに、在宅で学習する形態のこと。学校との距離的な問題や、あるいはイジメなどの理由により、学校に通うことが困難な場合に親やチューターが教育にあたる。米国では論争の的でありつつも一定の認知度を得ており、大学側でもホームスクーリングで学習してきた生徒を受け入れているという。

ジョージナさんは、レベッカのホームスクーリングについて、「娘が自分のキャリアに集中するために、より多くの時間を持つことができる。」と語り、肯定的な考えを持っていることを示した。

ようやく学校でのイジメからは逃れることができたレベッカ・ブラック。とは言うものの、オンライン上での嫌がらせは続いており、彼女にとって辛い日々は続きそうである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)