writer : techinsight

夏はやっぱり“お化け屋敷”!口裂け女と決死?の対峙。

今年の夏は暑い。節電の夏だからということだけではなく、連日の30度を超える気温と晴天には記者でなくとも辟易する人は多いはず。皆さんの中には、節電ということが頭にあってもついついクーラーに手が伸び、28度以下の温度設定で涼しさを満喫してしまっている、という方もいると思うが、記者のようにそもそも自宅にクーラーが無い!という人間にとってはどこかほかの場所へ涼を求めにいくしか方法がない。

とはいえ、ただクーラーが効いているところへ行くというのではテックの人間として芸がなさすぎる。そんな記者が悩み抜いた挙句に涼を求めて足を運ぶことにしたのが“お化け屋敷”だ。

夏ならではの風物詩“お化け屋敷”。一昔前はデパートや遊園地で良く見たものだったが、最近はあまり見かけなくなっている。果たして一体どこにあるのか・・・と探してたどり着いたのが『秋田ふるさと村』だった。

2007年より『狂乱の廃屋』シリーズとしてスタートした同施設の“お化け屋敷(期間限定)”は、第一章の「美に魅入られた女主人の館」、第二章「廃校」、第三章「恐怖の怨霊病院」、第四章「怨霊武家屋敷」と毎年続き、今年の第五章で最終章を迎えるという。そして、最後を飾るテーマは「恐怖の口裂け女(2011年8月5日(金)~8月28日(日)まで)」。

口裂け女と言えば、「わたしキレイ?」の名セリフとともに出会った人を恐怖に陥れるという都市伝説的存在で、日本全国知らない人はいないのでは?というくらいの有名な話。これこそキングオブ“お化け屋敷”!

『狂乱の廃屋』シリーズ最終章~恐怖の口裂け女~CM

入口看板の恐怖にめげず意気揚々と足を運んで入口に立った記者だったが、早速あるものを目にしてくじけそうに。

入口には盛り塩とおふだが・・!

いきなり盛り塩とお札があるとはなんという先制攻撃。同施設の担当の方に伺ったところ、やはりこういったアトラクションでは欠かせないのだという。
だれよりもチキンなハートを持っている自信だけはある記者。そこは見なかったことにして思い切って足を踏み入れると、真っ暗な空間が歓迎してくれた。しかも、進むたびに空間の広さが変化するため、否が応でも恐怖心をあおるという嫌な演出。記者は特に暗所恐怖症でも閉所恐怖症でもないのだが、さすがにこの演出には言いようのない恐怖と不安を感じた。

今回は、「愛する恋人と旅行で訪れたホテルで、女性が悲しい結末から口裂け女になってしまったその後」という設定だけに、途中にはホテルのクロークや部屋・食堂といったところがあるのだが、とにかく随所でありえないほど大騒ぎをし、

こんな場所とか

こんな場所とか

こんな場所を、脱兎のごとく駆け抜けてきた。そして、半分を過ぎたかという辺りで、このような場所に到着した。

きっと、ここで除霊をすればこのあとは恐怖に遭遇することはないと確信した記者だったのだが、世の中いや、“お化け屋敷”はそんなに甘くはなかった。ここを過ぎてしばらくすると、またも恐ろしげなところに差し掛かったのだ。先程の除霊効果を期待しつつ歩んできた記者にとってはあまりの仕打ち。迫り来る恐怖に思わず「除霊をしたのに!!」と叫びつつ駆け抜けたことは、恥ずかしい思い出だ。

“作り物”だと分かっているにもかかわらず、大人であっても何故か驚かされてしまう“お化け屋敷”。出口最後の仕掛けに大騒ぎをして涙目になった記者は、何となく本来の目的を見失っていたような気がしつつも、とりあえず腰を抜かさなくてよかったとホッと胸をなでおろした。

「よりリアルに、より怖く」をコンセプトとして作られているという『狂乱の廃屋』シリーズは、どちらかというと人間の心理的な部分を攻めるタイプの“お化け屋敷”だ。近年では、噂を聞きつけ首都圏から足を運ぶ人も多いそうで、大人も楽しめる“お化け屋敷”として人気なのだという。

ちなみに同施設では、警備員らによる“いるはずのない子供”の目撃情報や、夜に誰も入っていない水洗トイレの水が勝手に流れるといった恐怖情報もあるそうなので、そうとは知らずにアトラクションの中で本物のお化けに遭遇してしまう方もいるかもしれない。足を運ぶ際はくれぐれもお気を付けて・・・。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)