ジャスティン・ビーバー（17）がメロメロになっている彼女と言えば、ディズニー・チャンネルが生み出した世紀のアイドル、セレーナ・ゴメス（19）。しかし人気者ジャスティンにとって、セレーナは初めての恋人ではない。彼と以前交際していたのはジャスミン・ヴィレガス（17）という人気歌手だと言われているが、そのジャスミンがこのたび大変恐ろしい目に遭ったとの報道がメディアを賑わせている。

ジャスミン・ヴィレガスの知名度は日本ではまだ低いが、ジャスティン・ビーバーのファンであれば彼のミュージック・ビデオで麗しい彼女の姿を目にしたことがあるはずだ。その曲は『ベイビー』。美しい2人の共演に世界中のファンがヤキモキしたが、噂通り2人は一時期親密な交際をしていた可能性が高い。長い黒髪が魅惑的な歌姫ジャスミンであるが、それもそのはず、セレーナ同様にメキシコ人の血が流れているそうだ。キャリアではまだセレーナの足元にも及ばないジャスミンであるが、その類まれな美貌と抜群の歌唱力で、今後が期待されるアーティストと言っても過言ではないだろう。

そんなジャスミンが、あまりにも恐ろしい脅迫事件の被害者になってしまったという。この脅迫事件の犯人スティーヴン・シントロンは、こともあろうか何千ものメッセージを彼女に送り続けた挙句、これまた何十本ものビデオをYouTubeに投稿したとのこと。その中でシントロンは物騒にも銃やナタを手にし、ジャスミンを見つけ出してレイプした上、殺害してやると語っている。また他のビデオでは、ジャスミンを見つけ出した者には5000ドルの報酬を出すとまで言い放っており、ジャスミン本人のみならず、母親、弟、そして恋人までもが脅迫を受けたと報道されている。そして極めつけに、このストーカー男は次のようにジャスミンにツイートしている。

「お前はもう死んだも同然だ、ジャスミン。神に誓って言おう。俺はお前を殺す。お前の頭を銃でぶち抜いてやるんだ。」

その戦慄の内容には全米のメディアも度肝を抜かれているが、元彼ジャスティンも心中穏やかではないはずだ。この件でシントロンにはジャスミンに対する接近禁止命令が発令されているが、ジャスミンは心底怯えきっていることだろう。TwitterやYouTubeで世界が狭くなったのは有難いことだが、世の中には危ない人間も多いということを肝に銘じておかねばならない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）