イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】乳がん克服のクリスティナ・アップルゲイト、出産後の生活とキャリアを語る。

2008年に乳がんを克服して世界中の女性に勇気を与えたクリスティナ・アップルゲイトが、自身のキャリアと育児について語った。

TVドラマ『サマンサWho?』などで人気を博したクリスティナ・アップルゲイト(39)が乳がんを宣告されたのは2008年のこと。実母も同じがんに苦しみ再発したため、その遺伝子を受け継いでいる彼女は医師と相談の上、両乳房を切除。乳がんに冒されていない乳房をも切除し自らの命を守りぬいた彼女は、その後オランダ人ミュージシャンとの間に無事に娘をもうけている。1月に産まれたばかりのセイディーちゃんは両親の愛を一身に受け、元気にすくすく成長しているとのことだ。

健康を取り戻し愛娘にまで恵まれたクリスティナは、キャリアも絶好調。2010年には『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』などにも出演し話題を集めたが、現在はNBC製作のドラマ『Up All Night』の撮影で大忙しなのだそう。『People』誌によると、産後の職場復帰について彼女は「本当に辛い。子供に会えないと寂しいもの。でも私は頑張っているわ!」と発言している。大手術を乗り越え人気トークショーに出演した彼女は「平気よ。これから乳房再建手術をして、一生垂れない胸になるんだもの!」と明るく話す。世界中の乳がん患者を勇気づけて絶賛されたが、子供に会えない状態ばかりはかなりきつい様子である。

婚約者であり愛娘の父親でもあるマーティン・レノーブル氏との関係も良好というクリスティナ。「親になり、娘が何より大事と思うようになったわ。」という彼女は、「娘が私に微笑みかけてくれるだけで、人生がさらに良くなったと感じるの。」とその充実したママとしての生活を語っている。

乳がん検査は30歳以上の女性であれば年に一回は受けるよう推奨されている。大病を克服し、恋も成就。子供にもキャリアにも恵まれたクリスティナの姿が、がん検診にしり込みする多くの女性に勇気を与えてくれることを願わずにはいられない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)