イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】オリビア・ニュートン・ジョンの娘、新ミュージック・ビデオで「自殺」を図り非難集中。

昨年秋に日本でデビューしていた、クロエ・ラタンジーという女性シンガーをご存じであろうか。かつて爆発的な人気を誇ったカントリー歌手、オリビア・ニュートン・ジョンの娘である。そのクロエの新しいミュージック・ビデオが、祖国でかなりの物議を醸している。

曲のタイトルは “Play With Me”。同棲中と思われるイケメンが便器に座り新聞を読んでいる横で、バスタブに横たわっているクロエは次々と自傷行為を続け、ラジオなどの電気製品をお湯に突っ込み、彼女の体はその黒いコードでグルグル巻き。

右腕は焼けただれ、目頭からも出血しているが、クロエは続いてはカッターで腕をざっくり。ジワジワと出血してしまう。自分に全く関心を示してくれないボーイフレンドを、どうにか振り向かせようとこのような行為に走ったのだ。

TALKBOY-TVが制作したそのビデオ。はじめに “これらはグラフィックで作成されたもので、内容についてはあくまでもエンターテインメントとしてお楽しみ下さい” といった表示があるが、とても最後まで見る気にはなれない。

これには、オーストラリアの子供とメディアの問題を審議する「Australian Council on Children」やPTAといった諸団体が、有害な映像であるとして痛烈に批判。しかし世間の物議はお構いナシで、当のクロエはyoutube.comに強気のコメントを寄せている。

“芸術作品だと思って、純粋に見て評価してくれればいいわ。それに私は自殺したいわけじゃないし、死にたくもない。誰かが死ぬのもイヤよ。”

“ちょっとふざけてみただけよ。戯れだと思って見て欲しいわ。シリアスに捉えて色々意見してくる人もいるけれど、説教とかホントどうでもいい話ばかり。斬新なアイデアにチャレンジするのはアーティストの仕事よ。”

繰り返すが、彼女の母親は妖精のような澄んだ歌声と美貌で世界中にファンを広げた、あのオリビア・ニュートン・ジョンである。そのようなビデオを発表したら母の可憐なイメージは180度ひっくり返る。このことをクロエは自覚しているのであろうか。

YouTubeでも公開されているが、過激なその内容を理由に閲覧に年齢の条件を設けている。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)